ねえ、踏み出したいと願ったでしょ


ねえ、ごまかし続けてきたでしょ


ねえ、行きたいところがあるのでしょ


もう行こうよ


脚を生やして


だって、わたしは


【踏み出したいと願ったのだから】









【わたし天才じゃんプロジェクト】
第2日目




────✍🏼Aco





***





他人の目ばかり気にして、

周りを見渡して足並みを揃えて。



満員電車や、通勤ラッシュは

不快だし窮屈だけど

みんないるから何故だか安心。



ああ、いつかココから

抜け出したいなって思ったのに、

転職したのに、地方に移ったのに、

思い切って都会に出たのに、

気づけば何だか元通り。



分かってる、分かってるんだよね

ホントは。



進みたい道なんて分かってるんだよ。



でもただ毎日に押し流されて、

考えなくても通れるような

慣れた道ばっかり歩いてる。



意識して道を外れなきゃ、

ホントに行きたい道なんか

そんなの有るかすら分かんなくなる。



有るかすら分かんないのに

気づいてるのは、

今まで歩いてきた道の延長線上に、

「ココ」から抜け出す道なんて

無いんだってこと。




何処に行きたいかな。

ホントに「ココ」に居たいかな。

「ココ」に居たいのはなんでかな。




仕事、
年齢、
生活、
他人の目、
経験、
親、
友人、
恋人、
パートナー、
お金、
時間、
恥、
思いこみ、



勝手にスネて

「どうせ人生なんてこんなもの」

って決めつけて。



踏み出さない理由は、

いったい何処にあるのかな。



いったい何のせいにして、

いったい誰のせいにして、

わたしは踏み出すのを

躊躇っているのだろう。



躊躇って、踏み出さないことに

するのだろう。





怖いのって、

「やったことがないから」

だけかもしれなくて、


でもそれすら、「やってみなくちゃ」

分かんないんだ。




でもさ、案外さ、

わたしって案外さ、



やってみたいことなんて、

やったらやれちゃう天才かもよ!