賃貸派だった夫をプレゼンテーションにより、なんとか購入にも傾けることに成功。
ということで、夫の気持ちが冷めないうちにさっそく戸建の内覧予約を取りました。
SUUMOから何気なく問い合わせただけでしたが、すぐに連絡をくれた仲介の不動産の担当さんがすごく良くて、後にとても助けてもらうことになります。
これは後ほど書きます。
私が問い合わせたのは築浅の都内某所の中古戸建て。
このあたりだと夫も私も通勤に便利。
不動産屋さんと待ち合わせ前に、この街を偵察がてら家族でラーメンを食べる。
それにしても現地に行くまでかなりの細道。
え、こんな道なの?大丈夫?クルマ入れます?
そして物件は旗竿地なのでかなり奥まってる。
いや、旗竿ってちゃんと予習してきたんだけどさ、思った以上だよ、旗竿。
さらにお隣の家の車が飛び出してて何かすごーくイヤ…こんなの(失礼)がお隣さんになるなら無理だから!
もう物件見るまでもないかも…と初っ端から心折れまくり。
ちなみにですね、不動産見学に赴いて一番がっかりポイントとして多かったのは建物ではなく建物が建っている「場所」です。
ネット上では「家」そのものだけを見て、
「あ、ここいいな〜」
って思っても、実際に現地に行くと
「え、こんな場所に建ってるの!?」
ということがもう何度も何度もありました。
行ってみるって大事なんすわ。
そして、この中古物件、なんと外国人のシェアハウスでした…。
めちゃくちゃでっかい表札にシェアハウスの住人の名前が書いてある。
あー…やっぱ無理だわ…無理っす…もう家に入るまでもなく無理っすわ…。
心ではビシバシと感じているけど、ここまで来たら入らないわけにもいかない。
意を決してのお邪魔します!である。
家がとんでもなくペンシルハウス。
一歩踏み込むと、完全に日本じゃない香り。
日本ではないこの空気感…私は大学のころ留学生寮のチューターしてたので、その頃の匂いを思い出しました(嫌ではない)
それにしてもとんでもなく細い三階建て。
これが…TOKYOのPencilHouseってやつかい?
噂には聞いてたけど、中に入るとすごく感じるこの圧迫感。
そしてクローゼットとか全然開けて良いって言うけど、下着(女性もの)とかめっちゃ干してるよね!
不動産屋の担当者さんもタジタジ。
我々もタジタジ。
子どもはドタバタ。
家具家電も置いてあって配置もちゃんとしてるけど、ところどころ生活感ありすぎて、今後は入居中の中古物件だけは絶対にやめようと固く誓いました。
とりあえず、物件のオーナーさんもいるし、当たり障りのないことだけ言って物件を後にしました。
これが1件目。
衝撃の1件目。
まあまな価格、というかわりと予算ギリでこれか…というショック。
もしかしたら今後、物件探しは難航してしまうかもしれない…そんな不安を過ぎらせていると、そんな私を察して、担当さんが少し車を停めて物件選びのいろはを教えてくれました。
つづく