今日は、8月12日。
単独機の航空事故としては現在でも世界最悪となる520人もの犠牲者を出した、「日本航空123便墜落事故」から、35年という節目の日を迎えました。改めて、亡くなられた方々へご冥福をお祈りいたします。
すでに35年が経ち、僕のように事故当時を全く知らない世代の人が大多数になってきました。
少し前には、成田空港のフライトレーダーに「JL123」が出て来るという事態(※)があり話題になりましたが、たまたまとは思えないですし、改めて事故のことを知る、忘れてはならないという思いが働いたのではないでしょうか。
※運航を終えた飛行機が、次の出発に備えて整備・無線を行う必要があり、その際に任意でつけられた便名に「0123」と入力されたことでフライトレーダーに「JL123」と表示されたもの。日本航空123便は、上記の墜落事故以降欠番となっており、存在しない。
二度と起こしてはならない。
そんな空の安全を、いつまでも願っています。
さて、ご存じの通り、この日航機墜落事故では昭和・戦後の大スターであった歌手・坂本九さんが亡くなっています。
坂本九さんは、『上を向いて歩こう』、『明日があるさ』、『見上げてごらん夜の星を』など、現在でも歌い継がれている数多くの名曲を生み出しただけでなく、司会や俳優としても活躍され、また全国に手話を広めるなど福祉活動にも尽力された、文字通り大スターです。
事故から13年後に生まれた僕は、その当時リアルタイムで活躍されていた九さんの姿、九ちゃんスマイルを見たことはありません。
しかしながら、そんな僕でも九さんが一番好きな歌手であり、アーティストです。
そう思うきっかけとなったのが、次の曲です。
『心の瞳』
https://youtu.be/7EC9cPfN7lkこの曲は、事故から3ヶ月前の1985年5月22日、坂本九さんが東芝EMIレコード(現在のEMIミュージック・ジャパン)からファンハウス(後のBMG JAPAN→アリオラハウス)に所属を移して最初のシングル『懐かしきlove-song』のB面曲として発表されましたが、同曲と共に事故当日に収録されたラジオ番組でのただ一度だけ披露され、一度もコンサートでは披露されずに遺作となってしまった曲です。
現在では中学校を中心とした合唱曲に編曲されたことがきっかけで注目され、夏川りみさんや伊波杏樹さんなど多くのアーティストにカバーされ、今なお歌い継がれている曲です。
この曲を知った時は、日航機の事故のことは少し調べて知ってましたが、まさか九さんが亡くなられていたことは知らなかったですし、この曲を通して、日航機墜落事故のこと、坂本九さんのことをより知るきっかけにもなりました。
九さんの妻であった柏木由紀子さんに本当の気持ちを伝え、家族の永遠の絆を歌ったラブソング、そんな曲に、こんな歌詞があります。
いつか若さを
失くしても
心だけは
決して変わらない
絆で結ばれてる
この部分が、本当に素直な気持ちを伝えていて、大好きになりました。
未来の大切な人に、歌いたい、伝えたい。
そして、人々の幸せを信じて、この曲をいつまでも聴き、歌い継いでいきたいと思います。


