無料で気軽に小説をウェブ上に公開することができるサイト『小説家になろう』をご存知でしょうか。

2023年12月末時点でなんと総作品掲載数100万点超え、登録ユーザー数も250万人超え(いずれも公式サイトから引用)の超人気サイトです。

アニメ化や書籍化もどんどんされていっているので将来の人気作家さんが見つかるかもしれません。

 

そんな『小説家になろう』から今日は【一炊の夢 ~エリートリーマンのやり直し~】という作品をご紹介し、感想を書いていきたいと思います。

 

 

 【一炊の夢 ~エリートリーマンのやり直し~】の感想

 

所謂タイムリープ系の作品なのですが、私的には凄く面白いです。


作品を読み進めていくうち、主人公賀愁一は何故タイムリープをしたのか?何故ちゃんとした記憶をもっていないのか?というのがはっきりしていきます。

ミステリー要素が強く、楽しく読めました。

時代設定がバブル期という点も良かったです。

 

時代設定的に大賀愁一は私より少し上ぐらいなので、共感出来る部分が多いんです。

今だと廃れてしまったペンションも、当時は女性から大人気だったよな~と思い返したり。
懐かしさを覚えながら読めました。

あとは大賀愁一が個性的でした。

前世ではかなり優秀だったのですが、その知識と経験を持ったまま中学時代に戻りました。


九か国語を話せる等、学校の教師すら舌を巻くレベルの優秀さ。

財閥の会長や社長等と意気投合していくところも楽しめました。

 

 

 【一炊の夢 ~エリートリーマンのやり直し~】の作品紹介

作者:もぎ すず

 

作品情報(Nコード):N7260ID

 

あらすじ:エリート会社員が特別背任容疑で捕まった。だがそれは会社に仕組まれたものだった。裁判で有罪かと思われたが、彼がこれまで踏み台にしてきたライバル企業に助けられた。拘置所を出た瞬間、彼は胸の痛みを訴え、意識を失う。 するとなぜか、中三の進路面談の日に戻っていた。「もうエリート社員なんかこりごりだ。これからは、自由に生きる。あと、俺をハメた上司と会社は潰す!」 以前の人生と決別を決意したのだが、高校で同じクラスになったのは、当時自分が踏み台にしたライバル会社の子供たちで、しかも冤罪を晴らしてくれた本人だった。 しかも当時、まったく見えていなかった社会の裏面が顔を覗かせてきて……。

 

ジャンル:ローファンタジー(ファンタジー)

 

読了時間:約542分(270,831文字)