基礎代謝とは、
「生きていくために必要な最低限の
エネルギー量」です。
「基礎代謝」「活動代謝」
「食事誘発性熱産生」の3つの代謝の内、
何をしなくても消費されるエネルギーが
基礎代謝です。
厚生労働省のデータによると、
基礎代謝は「30〜49歳で1150kcal」
「50〜69歳で1100kcal」となっていて、
運動習慣が少なく筋肉量が少ない人では、
20代でも1000kcalに満たない方が
多くなってきています。
年齢を重ねるにつれて、
筋肉量の減少やホルモンバランス、
食事の内容が変わることで代謝は
少しずつ落ちていきます。
若いときと比べて落ちていくのは
仕方ないことですが、
毎日の習慣を見直すことで
代謝が落ちにくい生活をキープ
するようにしましょう。
代謝アップにおすすめの食べ物
【白米や玄米】
体を動かすエネルギー源になる炭水化物や
筋肉を作るタンパク質が含まれます。
玄米を混ぜることで不足しがちな
アミノ酸やビタミン類、食物繊維も
補うことができます。
【豚肉】
筋肉の材料となるタンパク質、
糖質を体で利用しやすくするための
ビタミンB1が多く含まれます。
【サバ】
青魚にも筋肉の材料となるタンパク質が
含まれます。
さらにEPAという良質な脂質が
血流をスムーズにして代謝アップを
サポートします。
【アーモンド】
ビタミンEが、体を酸化から守る
抗酸化作用や血液の循環をスムーズに
する働きがあります。
満腹感もあるので、日頃のおやつに
取り入れてみましょう。
【しょうが】
体を温めるジンゲロールやショウガオール
が含まれています。
調理すると体を温める効果がアップ
するので、温めたものや加熱したものが
効果的です。
代謝を上げるための毎日の習慣
筋肉量をキープするには運動も大切ですが、
筋肉の材料となるタンパク質を
毎日の食事で摂ることが大切です。
肉や魚、卵などのアミノ酸バランスがよい
良質なタンパク質は、
できれば毎食取り入れましょう。
体が冷えると内臓の働きが低下し、
代謝が落ちます。
白湯や温かい飲み物を飲む、湯船につかる、
軽いストレッチを行うなどで、
体が冷えないように気をつけましょう。
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