梅雨とはいえ晴れの日も多く、晴れれば30℃越えと夏気分。
夏向きのBGMといえば・・・なんだろう。
昨年の夏によく聞いたのはジャングルサウンド、マーチン・デニーをダウンロードしまくった。細野晴臣ファンにとってはお馴染みだろうが、これを聞くと夏気分になれる。
- Quiet Village: The Exotic Sounds of Martin Denny/Martin Denny
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あとはジョアン・ジルベルト、ゲッツ&「ジルベルトあたりだったか。どちらも大学生の頃聞いてたものをネットで再入手したりCDで買い直したり。
で、今年は少しジャズ寄りに、と思って、スタン・ケントンを聞いたりしている。
ケントンは自分が高校生の頃聞いて、それまで聞いていたいわゆるビッグバンドジャズと違うし、何十年前なのになんてモダンなアレンジ、かといって今同じようなバンドなんてないな~、といろんな面でビックリした記憶がある。
ケントンの醍醐味はオリジナル曲ということになろうが、個人的にはスタンダード曲のケントン版が非常にSophisticateされていて心地よい。
- Portraits on Standards/Stan Kenton
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ケントンといえばケントンガールズ、 June ChristyとAnita O'dayとChris Conner。いずれも自分の好みであるが、特にジューンクリスティがお薦め。暑い日には「Something Cool」を。
- Something Cool/June Christy
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さすがに日本ではそれほど有名でないのかもしれない(自分もよく見つけたと思うが)、入手可能なアルバムは限られるけど1枚でも十分だろう。
- Complete Columbia & RCA Victor Recordings/John Kirby Sextet
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- 夏向きの本、となると怪談ものになろうが、自分はあまり怪談系の小説は読まない。京極夏彦や平山夢明の短編なんかは読んだりするのだが。そんなわけで、雑誌「幽」を何冊か買ったりはしている。
- で、その幽に掲載されてきたマンガのアンソロジーが出た。
コミック幽/諸星 大二郎、高橋 葉介、花輪 和一、大田垣 晴子ほか
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スタン・ケントンと同じような感想を持ったのはジョン・カービーのバンド。これも戦前の作品なのに最近の演奏といっても頷けるようなアレンジ、それもジャズに縛られず、クラシックの名曲も大胆なアレンジで楽しめる。