6月7日19時38分
今日は交番を1件と警察署を1件回った。
グレーゴル・ザムザ容疑者(自称永遠の17歳のスキゾキッズの思想犯)は、本日、Facebook上の書き込み(「仁明会病院の看護士の遠矢さんのようなエロい体をした美人さんと○○○したいわ」「眠るために○○動画を見て○○して眠気を誘い眠った」)が公然猥褻罪にあたるとして、警察に補導された。
容疑に対して「All I need is LOVE!!! LOVE and PEACE is important!!!」などと意味不明な供述をしており、身元引受人として プッチ神父と、CCGチームの有馬貴将氏を要求し、二人が来ると警察署内を撮影して同伴者と花束と聖書を置いて、警察署を去ったという。
「新人お笑い芸人兼作ったラーメンのだし汁を撮影されるのが仕事」のグレーゴル・ザムザ追い出し係の教会メンバー大山氏によると、「ニヤニヤしながらパトカーや白バイを撮影していた。正統派で忠実な信仰心が神やイエスに足りないと思われるので、前からウザくて個人情報や信仰心に踏み込んだ質問をしまくっていた。"教養としてキリスト教を学びたいならよそでもできるし、何年教会に来ても君の心が代わらないと無駄やで”と今日言ってやり、清々している。ウザいヤツに前科がついてホッとした。来週の日曜礼拝にも来るならまた潰しに行くけど。新人歓迎?新人教育?信徒育成?ないない、ありえない、あいつに限っては」という感想を持ったとか。
警察署を出たのち、猫数匹を眺めているザムザ容疑者の姿が確認されている。
6月14日20時59分
昨夜未明、ヨットハーバー付近にたたずむネコのカップルを本人の許可なく撮影したとしてグレーゴル・ザムザ容疑者(自称:燃動力が使えるクロロ=ルシルフルである思想犯)を警察は「ネコ大好き早く氏ね」法違反にあたるとして補導した。
取り調べに対して「プライバシーを侵害されているストレスで疲れきってむしゃくしゃしてやった。Help me get my feet back on the ground! Please, please help me!」などと意味不明な供述をしているという。
身元引受人として現在「探偵の探偵の探偵」主演男優の田代まさし氏を要求したが、所属事務所から相手にされなかったという。
グレーゴル・ザムザ容疑者の私生活や通信手段を眺め黙っていた知人達は、心労から本とカメラとiPod化したiPhoneを手に「主よ 人の望みと喜びよ カンタータ147番より」を聞きながら散歩と読書に出ていて帰宅したグレーゴル・ザムザ容疑者が、Facebook上で韓国人さんに「プライバシーの侵害の想定から来るストレスで疲れきっているので、もしかすると日曜日にある教会の集会には行けないかもしれない。前のイベントでおっしゃってたらしい、どのようにしてキリストを受け入れるにいたったかの信仰告白の話は、mailで送っていただけませんか。アドレスは toku2501@gmail.com です」とチャットでつぶやいていたグレーゴル・ザムザ容疑者が、チャット前に自宅の自室内でギャグ漫画のキャラクター「燃動力」の画像をニヤニヤしながらプロフィール画像に設定していたのを見ていたため、同情できなさそうなので「本当にストレスがあるのか通信手段のPC画面への反応から診断する事を肯定します」という意味で、短時間に楽天ページのストレス診断画像ページの紹介に複数人が「いいね!」を押したという。
「これ、単なる錯視画像じゃないの?」とつぶやきながら、彼らの意図を知りながらも診断してみると、「ストレス100%」の結果であり、同情に値するものであったため、分析結果を聞いた楽天はFacebook上からその記事を消したようである。
また本日朝、グレーゴル・ザムザ容疑者がmixi上で運営している「境界と侵犯」コミュニティに「【侵犯】エロティシズムについて」というトピックを久しぶりにオリジナル要素たっぷりの文章表現でしたため、「ウザい野郎言葉での私刑」法違反にあたるのではないかと、容疑を調べているという。
ネコ村メンバーであり「グレーゴル・ザムザ追い出し係」である白猫村黒子氏は、「前から怪しいヤツだと思っていた。この短期間に前科二犯になり、ネコ村からも追放されそうでホッとしている。彼には教会に行くより入院中の祖母を訪ねに行くべきである。愛はまず親族や身近なものに与える事からはじめなさい。そして何よりもっと自分を大切にして自分自身を愛しなさい、とアドバイスしておいた」とコメントした。
グレーゴル・ザムザ容疑者(職業:普遍的真理の探究者兼ラーメンのだし汁を撮影されるのが仕事)は、白猫村黒子氏のアドバイスに従い、入院中の祖母を父と共に訪ね、ソファーで横になりながら、時に祖母を気遣い、心労回復のために睡眠もとりつつ、BOOM BOOM SATELLITES「TO THE LOVELESS」を聴き、現在プロバイダーと契約解除しているiPhoneで外部からの声も聴きながら、読書と執筆をしたという。
なお「TO THE LOVELESS」収録作「BACK ON MY FEET」からは沢山の男性ファンがいるルックスにも優れた女性で自分の美貌に自信があると思われる人から「Hahaha, Don't tolk to me, KIMOI!」という声が聞こえ、「ファン心理が傷ついて涙ぽたぽた音」とグレーゴル・ザムザ容疑者はこぼしたという。
交代制での祖母の付き添いで昼過ぎになり次の人へと交代すると父と共に病院を去ったという。
帰宅途中、少年野球をしているのが見え、そこで孤立した人の姿が心を惹き、撮影しているグレーゴル・ザムザ容疑者の姿が確認されている。
6月16日1時05分
+黒い翼+
不吉な音の時計が藪から棒に
午前零時を打った
悲しく麻痺した時間感覚の世界の上に
夜空は月明かりを照らしていた
冷たい北風の吹きつのる街で
長い夜の間に風見鶏が咽をからす頃
私の心は鴉のような黒い翼を開くだろう
暗い森の奥深く
忘れられた廃墟の中で
頭蓋骨の周りを貪婪な毒蛇が
這いずり回る姿が私には見える
私の心の<私>は
まだ不完全な形でしか
言語化されていない
深い眼は沈黙と愛で出来ていた
孤独な精神に陥ったナニカ
生ける屍の心を鞭打たれながら
詩神の魂を召喚する
サバトを望むのか
弦楽の調べで、蝋燭のともる明りで
私を嘲る悪夢を、追い払おうと願った
愚劣と奇行の過去を
影に調べ上げられ
私生活映像と共に
共有されているようだ
プライバシーの侵害と
守秘義務違反のはずだが
情報を共有している側の人の
正常な抗議の声は公にはあがらない
<私>はどこへ行っても
プライバシーを認められず
影の眼は、私の発する情報の
愚かさに期待しては
風刺を混ぜた警察アートを
匿名掲示板で高々と掲げている
蛆虫の食い荒らす凍える骨と
身はなって、墓標に供えられた
ぼろぼろの花輪を替える
親切な友も身内もないままに
実感を伴わない長い時間が過ぎて行く
(ボードレール「悪の華」改)
6月8日朝6時頃、セブンイレブン近くにたたずむ孤高の鴉を、本人の許可なく撮影したとして、グレーゴル・ザムザ容疑者(自称:教養人的プレカリアートの Michael である思想犯)を警察は、肖像権違反にあたるとして補導した。
取り調べに対して「パトラッシュ、疲れたニダ。 I need LOVE...」などと意味不明な供述をしているという。
身元引受人として「拝啓カフカ」の作者としても噂されるミュージシャンのシシド・カフカ氏を要求したが、所属事務所からは相手にされなかったという。
グレーゴル・ザムザ容疑者は代わりに父「すごいよマサルさん」を呼び警察署をあとにしたという。
父と別れたグレーゴル・ザムザ容疑者は、ブックオフに寄り、田口ランディのエッセイ集「神様はいますか?」を、著者名、タイトル、目次からわかる扱っている全ての話題
「神様はいますか?」「死んだらすべて終わりですか?」「人と人はわかりあえますか」「友達って何でしょう」「魂は存在しますか」「私の身体は、私のものですか」「動物と人間はどこが違いますか」「人生に文学は必要でしょうか」「どうやったら大人になれますか」「愛は世界を救いますか」「奇蹟はあると思いますか」「人生は生きるに値しますか」
が気に入り、「さすが私がかなり多く著作を読んだ作家で相性が良い」とつぶやき、メルヴィル「白鯨」上下巻と共に各108円で購入したという。
鴉村メンバーであり「グレーゴル・ザムザ追い出し係」であり、普段は詩人として生きている鴉森アルビノ氏は「彼は本物の見世物生活を強制されていて疎外を繰り返し経験して同情していたが、身内を勝手に撮影されるのは不愉快だった。この短期間に前科三犯になり、鴉村から追放されそうでホッとしている。しかし彼にはナニカを感じるので詩を捧げる事にした」とコメントした。
グレーゴル・ザムザ容疑者(職業:普遍的真理の探究者 兼 愛と平和の重要性を説くのが仕事)は、鴉森アルビノ氏から捧げられた詩を大事そうに Facebook の記事のトップに掲げたという。


