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***ちょっと興味がわいたので調べてみた。エセ科学。
ぐるぐるぐるぐる・ぐる〇〇〇〇とか、耳に残るCMとかあるやん(笑)
ああいう、どう見ても効きそうもない、プラシーボやろって商品が何年も売れ続けるのってどうしてだろうって思ってたんだよね。
賢い消費者になるのは、意外と難しいもんですな。

エセ科学って何ですか

エセ科学、または疑似科学とは、科学的で事実に基づいたものであると主張されているにもかかわらず、科学的方法とは相容れない言明・信念・行為のことを指します。
これには、反証不可能な主張、確証バイアスへの依存、他の専門家による評価への開放性の欠如、仮説形成時の体系的実践の欠如、および疑似科学的仮説が実験的に否定された後も長期間に渡って信奉されていることなどが含まれます。

例えば、気候変動の否定、占星術、錬金術、代替医療、オカルト信仰、創造科学などが疑似科学的信念として挙げられます。
これらは科学的事実や理論と区別され、科学教育とリテラシーの範疇で議論されるべきものです。

疑似科学は不健康や死につながる健康上の効果が実証されていない医療行為を人々が放棄することになるなど、危険な影響を及ぼす可能性があります。

疑似科学と非科学は異なる概念であり、科学と疑似科学を区別することは、医療、鑑定、環境政策、科学教育などの場合は実用的意義を持ちます。
疑似科学を支持している人々からは、この表現に異議を唱えることが多いですが、科学的な根拠に基づく正しい知識の普及には、この区別が重要です。

 

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エセ科学、疑似科学の例を教えてください

  1. 占星術:星座や惑星の位置が人々の性格や運命に影響を与えるという信念ですが、科学的な証拠はありません。

  2. ホメオパシー:極めて希釈した物質が治療効果を持つとされる代替医療ですが、その効果はプラセボ効果と区別がつかないとされています。

  3. 超常現象:心霊現象やテレパシーなど、科学的な説明ができない現象を真実だとする信念です。

  4. 未確認動物学(クリプトゾオロジー):未発見の生物、例えばビッグフットやネッシーのような生物の存在を信じる学問です。

  5. 若返りの科学:加齢を逆転させることができると主張する製品や治療法ですが、これらの主張は科学的根拠に乏しいことが多いです。

これらの例は、科学的な検証を経ていないか、または科学的な方法論に基づいた証拠が不足しているため、疑似科学と見なされます。
疑似科学的な主張は、しばしば科学的な用語を使用していますが、その内容は科学的な厳密さを欠いていることが多いです。
そのため、これらの主張に対しては批判的思考を持ち、科学的な根拠に基づいた情報を求めることが大切です。

 

どうやって疑似科学と真正の科学を区別しますか?

  1. 反証可能性:真正の科学は反証可能な仮説を立てます。つまり、理論が間違っていることを示す可能性のある証拠が存在する場合、その理論は棄却されます。

  2. 確証バイアスの回避:科学者は自分の信念や仮説を支持する証拠だけでなく、それに反する証拠も同様に評価します。

  3. 再現性:科学的な実験や研究は他者によって再現可能である必要があります。疑似科学の主張はしばしば再現性を欠きます。

  4. 査読:真正の科学的研究は専門家による査読を経て公表されます。疑似科学はこのプロセスを避けることが多いです。

  5. 理論と証拠の一致:科学的な理論は観察されたデータと一致している必要があります。疑似科学はしばしば証拠に合わせて理論を調整します。

これらの基準を用いて、科学的な主張と疑似科学的な主張を区別することができます。科学的なアプローチは、証拠に基づき、批判的思考と客観性を重視します。一方、疑似科学的な主張は、しばしば感情的な訴えや個人的な信念に依存し、科学的な厳密さを欠いています。

 

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なぜ人々はエセ科学、疑似科学的信念に惹かれるのでしょうか?

エセ科学、または疑似科学とは、科学的で事実に基づいたものであると主張されているにもかかわらず、科学的方法とは相容れない言明・信念・行為のことを指します。人々がエセ科学を信じる理由は多岐にわたりますが、以下の点が挙げられます。

  1. 確証バイアス:人々は自分の信念や既存の知識を支持する情報を好む傾向があります。これにより、科学的根拠が不十分な主張でも、自分の信じたいものと一致すると信じ込むことがあります。

  2. 情報の誤解:科学的な知識が不足しているか、誤って解釈されることで、エセ科学の主張が真実であると誤信されることがあります。

  3. 感情的な魅力:エセ科学の主張はしばしば感情に訴える内容であり、希望や恐怖などの強い感情を引き出すことがあります。これにより、合理的な判断が曇り、エセ科学を信じることにつながることがあります。

  4. 社会的・文化的影響:周囲の人々やメディア、文化的な信念がエセ科学を支持している場合、個人もそれに従うことがあります。

エセ科学は、医療や教育などの分野で実用的な意義を持ち、科学教育とリテラシーの観点から重要です。科学とエセ科学を区別する能力は、健康や安全に直接関わるため、批判的思考能力を養うことが重要です。また、エセ科学は危険な影響を及ぼす可能性があるため、科学的根拠に基づいた情報を求め、検証する姿勢が求められます。

 

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エセ科学とされるもの・例

①ホメオパシー

ホメオパシーは、200年前にドイツの医師サミュエル・ハーネマンによって確立された代替医療の一形態です。
この治療法は、自己治癒力を利用する「同種療法」として知られており、症状を引き起こす物質を極めて希釈した形で投与することにより、体の自己治癒力を促進するとされています。

ホメオパシーの基本原則は、「同種の法則」であり、これは「症状を起こすものは、その症状を取り去るものになる」という考え方に基づいています。例えば、風邪を引いたときに発熱する場合、ホメオパシーでは発熱を引き起こす物質の情報パターンだけを体内に入れることで、体が熱に反応し、自己治癒力が活性化されると考えられています。

ホメオパシーでは、症状を抑圧するのではなく、症状を出し切ることで治癒を促すというアプローチを取ります。
治療には「レメディー」と呼ばれる砂糖玉が使用され、これには希釈・振盪(しんとう)という特別な方法で作られた希釈物が含まれています。
ただし、科学的な観点からは、レメディーに含まれる物質は非常に希釈されているため、プラセボ効果以上の効果はないとされています。

ホメオパシーは、インドやドイツなど一部の国で医学として認められており、代替医療の一つとして利用されていますが、その効果については科学的な証拠が不足しているとの指摘もあります。
日本では、ホメオパシーの効果について全面否定する見解が日本学術会議によって発表されており、医療従事者には治療法として用いないよう求められています。

 

②脳の10%神話

「脳の10%神話」とは、「人間は脳の能力の10%しか使っていない」という広く信じられている都市伝説です。
この神話は、人間が未使用の脳の潜在能力を解放することで知能を高めることができるという示唆を含んでいますが、科学的には根拠がありません。

この神話の起源は明確ではありませんが、1890年代にハーバード大学の心理学者ウィリアム・ジェームズとボリス・サイディズが唱えた人間の余剰能力に関する仮説に関連しているとされています。
しかし、ジェームズが「人々は自らの知的潜在能力のごく一部しか経験していない」と述べたことが、誤って「脳の10%しか使っていない」と解釈された可能性があります。

現代の神経科学では、脳のすべての領域に機能があることが示されており、脳スキャン技術を用いた研究では、人間の脳は何をしている時でもすべての領域が活発に働いていることが確認されています。たとえ睡眠中であっても、脳のすべての部分にある程度の活動が認められます。
脳は体重の2%分の重さしかないにもかかわらず、人体で消費されるエネルギーの20%を必要とするほど活発に機能しています。

したがって、「脳の10%神話」は科学的な根拠に欠け、脳の機能に関する誤解に基づいています。
脳には多くの謎が残されていますが、その潜在能力を解放することで知能を高めるという考えは、科学的な証拠によって支持されていません。
脳のすべての領域が日常生活の中で重要な役割を果たしていると理解することが重要です。

 

③右脳派と左能派の神話

「右脳派と左脳派の神話」とは、人々が創造的で感性的な思考は右脳に、論理的で分析的な思考は左脳に関連しているという一般的な信念です。
しかし、この考え方は科学的な根拠に欠けるとされています。

実際には、脳の両半球は多くのタスクを処理する際に連携して動作しており、特定の認知スタイルが右脳または左脳に固有であるという証拠は見つかっていません。
例えば、言語機能は主に左脳で処理されると長い間考えられていましたが、感情的な表現やイントネーションなどの要素は右脳で処理されることがわかっています。これは、言語理解には両脳が複雑に連携している証拠です。

ユタ大学の研究チームによる1,000人以上の脳画像の分析では、右脳派または左脳派の人間に見られる特徴は存在しないことが明らかになりました。
研究を通じて、すべての参加者は脳全体を等しく使っていたと報告されています。

したがって、「右脳派」「左脳派」という分類は、私たちの脳の複雑さを適切に表現していないと言えます。
脳は各部位が密接に連携し、一つの協調したシステムとして働いています。誰でも左右の脳を使って生活をしており、どちらの脳を鍛えることも可能です。脳の可能性は無限大であり、私たちはその可能性を信じて成長していくことができます。

 

付記・バーナム効果と確証バイアスについて

バーナム効果とは、星座占いなどで見られるように、非常に曖昧で一般的な性格の記述が、個人に特有のものであるかのように受け取られる心理学の現象です。
この効果は、個人が自分自身や自分が属する集団に当てはまると感じる性格の記述に対して、高い評価を与える傾向があることを指します。
例えば、心理テストの結果が「あなたはロマンチストな面を持っています」といった一般的な診断を提供した場合、多くの人がそれを自分に適切なものだと感じることがあります。
この現象は、人々が自分に関する情報を個人的に有意義なものとして受け入れやすいために起こります。

確証バイアスは、自分の既存の信念や仮説を支持する情報を好む傾向、そして反証する情報を無視または軽視する認知バイアスの一種です。
例えば、ある人が「A型の人は几帳面だ」という信念を持っている場合、A型の人が几帳面な行動をするのを見たときにその信念を強化しますが、A型の人が雑然とした行動をするのを見たときには、それを無視するか、例外として扱うことがあります。
このバイアスは、ビジネス、SNS、医療、政治、科学、雇用など、日常生活のさまざまなシーンで見られます。

バーナム効果と確証バイアスは、私たちが情報をどのように処理し、自分の信念やアイデンティティに結びつけるかに影響を与える重要な心理学的概念です。
これらの現象を理解することは、自分自身の思考プロセスをよりよく理解し、より客観的な視点を持つために役立ちます。

 

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***占いとか都市伝説とかオカルト好き(笑)
エンタメとして楽しんでるよ。あれだな「信じるも信じないも貴方次第です」ってやつ(笑)それに幽霊よりも人の方が怖い。ヒトコワ。

本当か嘘か証明できないオカルトってあるよね。別にどうでもいいじゃん、楽しければって感じ。
ホメオパシーみたいに希釈に希釈を重ねたほぼ水なのに、病気に効くとか。うーむって感じではあるな。プラセボだよなあ。

血液型診断とかも確証バイアス。でもわりと好きだったりする(笑)
他にもエセ科学って色々あったな。てか知らないのがかなりありそう。
肛門日光浴とか、ケムトレイルとか(笑)

むかーし職場の同僚から電話があって、久しぶりに会いましょうって言われて出かけていったら、ねずみ講だった(笑)
ただの化粧品クリームなんだけど、彼女はそれを癌になった旦那に塗ってあげてたら、その癌が小さくなってついには治ったって言うわけですよ。
ドン引き。もう周りが見えなくなってカフェなのに大声で話すので、店員さんも困惑してた。わたしも向こうが先輩なもんだから、注意したくても出来ないっていうか、完全に信じ切ってるもんだから唖然として言葉がなかった。もちろん、それ以来交流を断った。ヒトコワの部類かな(汗)

昔に比べたら最近はすぐに検索できるから、ん? と思ったらすぐに調べて、真偽のほどを確認してほしい。とはいえ検索してもデマの方にヒットする確率もわりと高いから、色んな角度から情報を入れるってのが大事なのかな。

エンタメはエンタメで楽しみたいっすね。
真っ黒なものも、真っ白なものも、この世にはないと思うしね。
あんま書くとバックファイア効果になりそうだし(汗)

バックファイア効果とは、何らかの認識を持った人がその認識への反論や誤りの指摘などに接すると、かえってその認識を盲信してしまう現象を指します。この心理現象は、人間が自分の考え方に対して挑戦的な意見が現れると、より強く自分の考え方を信じようとする傾向にあることから生じます。

具体的な例としては、政治批判をしている人が反論や訂正を受け入れず、自分の意見をより強固にする場合などが挙げられます。この効果は、ダートマス大学のブレンドン・ニャン教授とエクセター大学のジェイソン・エイフラー教授によって提唱されました。

ただし、この効果には反対意見もあり、「バックファイア効果は確かにみられることがあるが、広く一般的に当てはまるものではない」という見解も存在します1。したがって、バックファイア効果は一部の状況や個人において観察されることがあるものの、すべての人に普遍的に当てはまるわけではないと理解することが重要です。

生成AI

ほんじゃまあ、長くなったので退散します(笑)