オーディオ・ホームシアター展2013

今年は会場を変えてお台場で。
交通の便が悪いです。

■完実電気

昨年まではハイエンドショウに出展していました。
今年は音展に出展のようです。

光城精工のデモをやっていました。
クリーン電源のデモです。

クリーン電源: Clavier(近日発売らしい)
スピーカー: モニターオーディオ Platinum
アンプ:アコースティックアーツ POWER I-MK3
CDプレーヤー:アコースティックアーツ DRIVE I-MK2

ソフトバンクのCM曲のCDをかけていました。
チャイコフスキーのくるみ割り人形かな?
クリーン電源なしではひどい音。CDの録音が悪すぎです。耳に痛い。
クリーン電源につなぎかえると、ノイズっぽさが消え聴きやすくなりました。低音もしっかり出るようになりました。
静寂の中から音楽が立ち上がってくるような感じです。
クリーン電源の効果は絶大です。
欲しくなったけど、70万円だそうです。高い。

次に、電源タップのデモです。
見た目はただのタップですが、内部でフローティング構造にしており、振動の影響を除くのだそうです。
対照として、同じ形のタップでフローティングにしていないタップで聴き比べをしました。
曲はボーカル曲。
フローティングなしタップではぼんやりした音。
フローティングありタップではまさにベールがはがれたような音でした。
電源のフローティングの有無で音にこんなに差があるとは。
お値段1万5千円だそうです。
これなら買えます。

完実電気のデモは毎年いい音です。
今年も完実電気の音が一番気に入りました。
スピーカーが消えるというのはこういうことかと思いました。
スピーカーを左右に超えてステージが広がり、楽器の場所がわかります。
毎年アンプやスピーカーは違うのに、どうやってこんな音を出しているのか不思議です。
ケーブル?セッティング?


■オーロラサウンド

スピーカー: Musikelectronic RL901K

最初はLP。シェフィールドラボのディレクトカッッティングだったと思う。
フォノイコライザー: オーロラサウンド VIDA

パチパチノイズが入るが、キレのある生々しい音。
生楽器の自然な音がする。

次にSPをDSD録音した音源。ボーカル曲。
DAコンバーター: KORG DS-DAC-10

盛大なパチパチノイズ。
でも声が活き活きしている。
フランク・シナトラの声がいい。シナトラってやっぱり歌うまかったんだ、ということがよくわかる。

ハイレゾがもてはやされているが、SPでこれだけの音楽が聴けるのなら、SPで十分、ハイレゾ要らないかも。


■音のサロン e-onkyo music「最新高音質の配信音源を聴く」


スピーカー: YAMAHA NS-F901
アンプ: Luxman L-507uX
DAC: TEAC UD-501

音源は e-onkyo のハイレゾ音源。
音は綺麗。
極めてオーディオ的な音。
生演奏の音とは違うような。
音が活き活きしていない。
楽器やボーカルの口が大きく聴こえる。
部屋のせいか、響きすぎるように思う。
平面的で長時間聞いていると飽きる。


■SPEC

スピーカー:DYNAUDIO
アンプ:SPEC

クリアな音。
記録された正しい音を真面目に再生しようとしているような音に聴こえる。


■まとめ

LPとハイレゾを聴いてみての印象。再生装置の違いかもしれないが。
LPが活き活きしているというか、音楽のエネルギーが感じられる。
ハイレゾは音は綺麗だが、エネルギーが拡散している。