私は50代の終わりごろに、アルコール依存症と診断されてそれ以来断酒をしています。生活はとりあえず何とかなりそうだったし、断酒自然3年近くの無職状態が続いており、職もおいそれと見つからなさそうだったと言うことで、そのままリタイア生活に入ってしまいました。
したがって、働きながら、断酒するという生活はしていないわけです。と言うわけでいくらごたくをならべても、働きながらの断酒のつらさは実感できないものです。
私の酒が止まっているのは、毎日例会に出ているおかげだとは、ことに触れ書いているわけですが、毎日仕事をしながら毎日例会に出るというのはかなりの苦行と言えるでしょう。
例会に出ないと酒が近づいてくるような気がしますし、かと言って仕事をしながら例会に出ることによるストレスで酒が飲みたくなるというのもありそうな気がします。
となると、偶々良い時期から断酒してそのままなし崩し的にリタイアできたという、時の利があって初めて私の断酒が成り立ったという気がします。
働きながら断酒継続されている方々には本当に敬意を表するものであります。
断酒してからも勤め人をやっていたとしたら、仕事が終わって職場を出たときの開放感を、実感したい=ビールが飲みたい とか 電車の駅の売店には酒が必ず置いてある とか 電車の中づり広告に、うまそうな酒の宣伝があるとか 乗換駅には必ず飲み屋が密集しているとか 夜道の中飲み屋の看板がひときわ温かそうに見えるとか、そんな誘惑の数々を躱していくことが出来るとはとても思えないのです。
私は運に恵まれたと思うことがかつてよくありました。断酒が今継続しているのも、時の利を得たという運の良さのおかげと思うべきなのでしょう。
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