犬用の靴に慣れてもらうトレーニング方法

それでは、前回の続き。前回の記事も是非読んでくださいネ♪

「愛犬に靴に慣れてもらうため」の最後の重要項目は：

　愛犬に靴は良いモノと思ってもらう

これがカンタンにできるといいのですが、場合によってはそ～も行かないので、5日間のトレーニングコースをご紹介しま～す

5日長っと思うかもしれませんが、前回ので言った様に、飼い主さんも辛抱が必要急がば回れで、焦らずに、徐々に慣れてね。

もちろん、ワンちゃんの行動や性格によって、5日掛けなくてもイケるコ、ストレスをかけないようにもっとゆっくり進めた方がよいコなど、その辺は臨機応変で。でも、とにかく焦らずにお願いします

それでは、ご褒美の美味しいオヤツを用意して、始めましょ

《１日目》

愛犬に靴を見せ、靴をクンクンしたら、オヤツを与えます。

床に靴を置き、自分から興味を示しクンクンしたら、またオヤツ。

今度は、ワンちゃんの足に靴を近づけ、足を靴で軽く触れさせてくれたら、またまたオヤツ。

オヤツを与えるときは、大袈裟に褒めましょう

靴をクンクン「良いコね～、オヤツをあげましょう」

（画像のブーツ「犬用ウルトラブーツ」は、M.E. Maxxで現在セール中

http://memaxx.com/dog_goods_store/shoes-boots-socks-for-dogs/12-ultra-paws-durable-4-pack.html）

これを繰り返すことで、「靴は良いモノ」、「靴は美味しいモノ」と学習し始めます。

特に足に敏感なワンちゃんは、1日目はこれだけでOK。

1日目からぜんぜん行けそうな感じのコは、2日目のトレーニングも1日目に行ってもらって大丈夫です。

《２日目》

まず、1日目のトレーニングをリピート。

次に、ベルトを締めるなどせずユルユル状態の靴をズボッと1つの足に履かせたら、すぐにオヤツ。

そして、すぐに靴を脱がし、再度オヤツを与えながら、た～くさん褒めてください。

このトレーニングを、靴を履かせる足にそれぞれ行います。
足に靴を履かせる脱がせる別の足に履かせる脱がせる繰り返す

履かせる足が後ろ足だけなら、後ろ足のみのトレーニングでOK。

靴の着脱トレーニングをしていくと、手に持った靴をクンクンしてくるかもしれません。もちろん、これは興味を示しているので、そこでまたオヤツです。

《３日目》

2日目のトレーニングをリピート。(※2日目のトレーニングをまだ嫌がってる感があれば、3日目のトレーニングには進まず2日目のトレーニングを行ってください。）

ユルユルの装着状況に慣れた感が見られたら、今回はきっちりと正しく靴を足に装着（つま先を靴の先までしっかりフィットさせ、ベルトでしっかり締めるなりして、ピッタリした状態）。

靴を足に装着（※1回で1本の足だけに靴を履かせること）すぐにオヤツ＆褒めるすぐに靴を脱がすオヤツ＆褒める同じ足で何度か繰り返す

次に、別の足で、上の方法をそれぞれ繰り返す。

1つの足に靴をきちんと履かせたら、即座にオヤツTIME

（画像のブーツは、柔らかめの素材で靴初心者さんにも好評の「AWB：オールウェザーブーツ」http://memaxx.com/dog_goods_store/shoes-boots-socks-for-dogs/59-muttluks-all-weather-4-pack.html）
 

きちんと履かせて脱がすという行為が問題なさそうなら、次は歩かせてみましょ（※1回で1本の足だけに靴を履かせること）：

足に靴をしっかりと装着すぐにオヤツ＆褒める数秒だけ歩かせるすぐにオヤツ＆どんなにヘンテコな歩き方でも笑わずに大いに褒める靴を脱がすオヤツ＆褒める

もう少しイケそうであれば、再度足に靴をしっかりと装着そのまま装着した状態で数分歩かせる何度か繰り返す

この履いている間も、脱がせた時も、オヤツ＆褒めることを忘れずに。

《４日目》

3日目のトレーニングをリピート。(※3日目のトレーニングをまだ嫌がってる感があれば、4日目のトレーニングには進まず3日目のトレーニングを行ってください。）

今度は、前足2本だけ（後ろ足だけに靴を履かせるのであれば、後ろ足の2本）に靴を履かせた状態でいさせ、装着した状況に慣れさせる。もちろん、履かせっぱなしではなく、ある程度の時間が経ったら、脱がせてください。

これを繰り返します。

オヤツと褒めるはトレーニングに「常に」必要ですが、好きな遊び（ロープの引っ張りっこやボール遊びなど）をさせて楽しい時間を過ごしてもうらことも「靴は楽しい」と思ってもらったり、靴から気を逸らさせ、靴を気にしない状況を作り上げるために有効です。

《５日目》

最終日は、4本足全部に靴を履かせる必要があるなら、4本足に靴を装着し、歩行してもらうことになります。

ということで、この日は：

4日目に履かせていた前足に靴を装着すぐにオヤツ＆褒める履かせていなかった後ろ足の1本にも靴を装着すぐにオヤツ＆褒めるすぐに靴を脱がす何度か繰り返す

前日のトレーニングで履かせなかった後ろ足にも靴をきちんと履かせ、少しずつ靴を履いた感覚に慣れてもらいましょ

（画像の靴はちょっと上級者さん向けですが、足をしっかり固定したい場合に役立つ「犬用レギュラー・パフォーマンスシューズ」http://memaxx.com/dog_goods_store/shoes-boots-socks-for-dogs/9-new-paws-regular-performance.html）

そして、3本足に靴を履かせた状態に慣れた感が見えたら、そのまま数秒（いけそうなら数分）歩かせてみるすぐにオヤツ＆褒める靴を脱がすオヤツ＆褒める何度か繰り返す

最後は、全部の足に靴をきちんと履かせた状態にし、上記の方法を繰り返す。

《まとめ＋α》

このトレーニングで、靴が出てくると良い事が起こる～とワンちゃんに学んでもらい、靴大好き～と思ってもらえるようになれば、後はこっちのもの

慣れてしまえば、オヤツを与える必要もなくなります。

靴を履かせてお散歩する際、最初の数回はお散歩中にもオヤツをあげてくださいネ。そしてたくさん褒めることも忘れずに

また、トレーニング中、すぐにオヤツ、という様にすぐにとありますね。

これは、即座にオヤツを与えることで、足の違和感から気を逸らすためでもありますので、オヤツの準備は万全に

さらに、もしもワンちゃんが非常に嫌がって靴を噛もうとしたり、大パニックを起こした際には、飼い主さんは何も言わず平静を保ちながら、靴を脱がせてください。一緒になってパニックになったり、怒ったり、叱るなどはダメですよ

この時は、オヤツを与えるのもNG

なぜなら、暴れることでオヤツをもらえると勘違いするため。

その後、ワンちゃんが落ち着いたら、翌日にでもパニックの起こらない段階のトレーニングから再開してください。

※ワンちゃんが靴の違和感でヘンテコな歩き方や足をバタバタして靴を振り払おうとする姿は、ここで言う大パニックではありません。この状態はどのワンちゃんにも普通に起こることですので、違和感に慣れ靴の感触に順応させるためにも、暖かく見守ってあげてください。

ゆっくりと焦らずに辛抱強くこれホント大事

だからこそ、飼い主さんも心と時間に余裕がある時にトレーニングをすることが重要なのです。

余裕を持って、ワンちゃんと一緒に頑張ってくださいネ

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アドバイスはもちろん、できる限りお手伝いしま～す

Choosing the right size and using positive reinforcement will help your dog adjust to his or her new boots

M.E. Maxx

　犬用・ペット用車椅子の詳細は下記のHPから：

　　　http://www.memaxx.com/doggon_wheels
　その他の犬用介護用品(犬用靴など)は下記のHPへ：
　　　http://memaxx.com/dog_goods_store/

私たちM.E. Maxx は、愛犬と一緒の生活がよりHAPPYなものとなるお手伝いができればと思っています。

老化や病気による介護という状況は避けられなくても、出来るだけ楽に楽しく愛犬をサポートできれば、ワンちゃんも飼い主さんもHAPPYな日々を送ることが出来るはず。もちろん、介護生活では愛犬の体調などで、山あり谷ありではありますが。

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