皆さん、こんばんは!めまりんです。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
さて、今日は、昨日の続き。
周りの人と同じ仕事をしているのに、何故か自分だけとにかく疲れるし、精神的にもしんどいのはどうしてなのか?そして、周りの人は、楽しそうに仕事ができているのは何故か?という疑問に対するお話の続きでございます。
その疑問を解消すべく、まずは、自分にとって、「何がそんなにつらいのか?」を一つずつ、書き出してみることにしました。
そうしてみると、本当に、いろんなことがわかりました。
しかし、その前に。
ここで気を付けたいのは、他人から見ると、「そんなのどうでもよくない?」と、言われてしまうような些細なことも、ちゃんと書いていくという事。
棘って、どんなに小さくても、痛いものです。
自分の心に刺さっている棘だって、きっと、同じはず。
先ずは、どんな小さなことでも、その棘をちゃんと認識することが、大事なのだと感じたのです。
掘り下げていくと、私の苦痛原因はいくつかに分かれていることに気が付きました。
大きく分けると、以下のとおり。
- 環境によるもの
- 仕事内容
- 人間関係(自分の受け止め方含めて) です。
まず、今日は、環境編から見てみましょう。
【①環境編】
- 電話の音が気になる→電話が頻繁になると、集中が切れてしまうのはもちろんのこと、 電話に出ない、出られない罪悪感で、胸がいっぱいになる。
- 誰かの怒鳴り声が気になる。→HSPの典型的な事象の一つ。他人が怒られているだけなのに、自分の事のように胸が苦しくなる。
- 大きな物音が怖い→どこにでもいる、「物に八つ当たりして、大きな音を出す人」の発する音に、いちいち敏感に驚いてしまう。
- 外の景色が見られない。→圧迫感、閉塞感を感じてしまい、苦しくなる。
- 一人になれる空間がない。→個人スペースがないので、休憩時間ですら、緊張している状態。
- 排気ガスの臭い、空調の臭いが気になる。→営業車の車の排気ガスの臭いがきついときがあり、少し、息苦しい時が、一日のうちに何回かあった。また、空調の掃除が不十分のため、臭い及び、アレルギー症状が出ることも。(でも、空調の掃除レベルはどこの会社も同じなので、特に汚いというレベルではなかった。)
こうして書いてみると、全部、何じゃそりゃ?レベルの事だと思うのです。
しかし、hspの人間にとっては、非常に苦しいものがありました。
ここで、HSPさんのおさらい。
HSPさんは、通常の方々よりも、感覚が敏感なところがあるので、光、音、臭いなどに、強く反応します。
それが、良い影響を与える物ならばよいのですが、余りよくないものだと、その受けるダメージは、通常の人の倍以上になります。
また、HSPさんは繊細な人が多く、空気を読むことに関しては達人レベル。
なので、過剰に人に気を使うので、自分が不快であったり、苦手であっても、場の空気を読んで、それを言わない人が多いです。
また、他の人の怒りが、まるで自分事のように感じられるため、自分の事ではないのに、ひどく心が傷ついたりします。
以上のような特徴を踏まえつつ、先ほどの環境状況を見ていただければ、少しはお分かりいただけるのではないでしょうか?
どこのオフィスでも当たり前にある日常です。それ自体が、もう、しんどかったのです。
気にしなければいいと言われるでしょうが、HSPさんは、とにかく繊細。しかもその繊細さは、性格ではないので、直しようがないものなのです。
例えていうなら、「気にしなければいい」は、「あんた、背が高すぎるから、ちょっと低くなってくれる?」と、言っているのと同じ事なのです。
そんなの、できっこないですよね?生まれつきだもの。
つまり、HSPさんにとっては、何気ない日常の大半が、ストレスにさらされるものである、と言う事なのです。
まあ、なんて生きづらいのでしょう。
我ながら、同情します。
つまり、その環境に身を置くこと自体が、すでに、心を疲れさせる行為だったのです。
正直、こんなこと言ったら、甘えだ、と、言われることだと思いますし、私自身もそう思っていました。
ですが、その甘えは許せない、許されない、と、頑張り続けたために、以前、ストレスで、過多月経になり、最終的には、ホルモンバランスの崩れによって、排卵が乱れ、不妊の原因になってしまいました。
このことに気づいたときに、私は、「自分は社会不適合者」で、「社会の落ちこぼれ」なのだ、と思い、とても悲しくなりました。
しかし、ここで、自分の苦痛の原因を探り切るに至っていない事を思い出し、その次のカテゴリー、仕事について、書き出していく事にしました。
と、言う訳で、明日は、仕事編をお送りいたします。
全国のHSPの皆さん。
今日もお疲れさまでした。
そして、ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
では、長くなってしまいますので、この辺で。
おやすみなさい