子供はみんなYouTuberになりたいらしいけど、それって当然だよねの巻 | めまりんのブログ

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アラフィフHSPの日々と小さな気づきを綴るブログ

 皆さん、こんばんは!めまりんです。

 

 お読みいただき、ありがとうございます。

 

 久しぶりに、ブログを更新いたします。

 

 本当は、毎日更新を目指していたのですが、あえなく挫折です。

 

 ま、気長に行こうと思います。

 

 さて、今回のテーマは「みんな、YouTuberになりたい」です。

 

 今の子供たちのなりたい職業第1位がYouTuberとなって、久しいですね。

 

 はじめて、その事実を知った時、「日本、終わった。」と、正直思いました。

 

 ですが。

 

 それは、YouTubeを実際に見る前の話。

 

 実際に見てみると、何となく、その理由がわかりましたし、また、そう思うのは当然なのかも、と思うようになりました。

 

 今、人気のあるYouTuberさんたちを見ると、皆さん、とにかく楽しそう。

 

 YouTuberさんの中には、個人でやっている方もいれば、グループの方もいらっしゃいます。  

 

 グループでYouTuberをやっている方々の中には、高校からの友人同士だったり昔からの友達だったりという方もいます。

 

 そして、この古くからの友人同士でやっている方たちは、とにかく仲が良い。

 

  みんな仲良く、ばかばかしいことを、真剣にやる。

 

  高校生の頃の(もしかしたら小学生男子の)悪ふざけを、大人になったからこそできるスケール感で、実行する。

 

  そして、よくある罰ゲームなんかも、自分たちで決めて、自分たちが覚悟を決めてやっているので、面白い。

 

 これが、テレビの業界なんかだと、ちょっとえらい立場の人が罰ゲームを決めて、それを他の人にやらせる仕組みになっているので、見ようによってはいじめ的要素が入っている様に感じられて、不快感が伴います。

 

 しかし、YouTuberさんたちは、自分たちで決めて、自分たちでその罰ゲームを、覚悟をもって、やる。

 

 そして、やった後、仲間たちはお互いに、それを実行し完遂したことを称賛しあったりするのです。

 

 そして、何より、しっかり笑いを取る。

 

 そうして、仲間を大切にしながら、自分たちがやりたい事を全力でやり、そして、見ている人を笑顔にする。

 

 そんな彼らは、今も、「最高の高校生活」を送り続けている「面白い大人達」に見えるのです。

 

 それから、これも子供がYouTuberになりたがる大きな要素の一つだと思うのですが、YouTuberの皆さんは、大いに儲けていらっしゃる。

 

 数年前まで、ただの学生や、社会人一年生だった人たち。そんな彼らが、普通の社会人でも手に入れるのが難しいような高級車に乗れる、そのくらいの収入を得る事ができるのです。

 

 まさに、かつて言われた「アメリカンドリーム」がそこにあるのです。

 

 そんな人たちを目の当たりにした子供たちが、YouTuberを目指すのは、もはや当然なのかもしれません。

 

 私達の毎日を振り返ってみれば、わかると思うのです。

 

 仕事で疲れた顔のお父さん。

 

 仕事と家事に追われ、余裕もなく、ため息をつくお母さん。

 

 何となく、お金の話がし辛く、ハッキリと言わないまでも、家計は楽ではないのだなと感じる家庭の雰囲気。

 

 きっと、子供でなくても思うはずです。

 

 「大人って、大変で、疲れてて、毎日つまらなそうだな。」と。

 

 「頑張って、色んな事我慢して、それでも余裕のない暮らししかできないのなら、何で、働くのだろう。」

 

 「だったら、大人に何てなりたくないよね。」と。

 

 そんな疲れはて、不機嫌な顔をした大人を見て、私も高校生の頃、毎日そう思っていました。

 そして、絶対にそんな大人にはならない、と。

 

 

 しかし、今の自分を振り返ると、実は自分自身が、あの「疲れて不機嫌な顔をした大人」になっている。

 

 

 だけど、YouTubeを見れば、そこには、ばかばかしくも面白い世界がある。

 

 大好きな人たちと、やりたい事を存分にやって、お互いを尊重しあい、楽しく生きて、そして、お金をたくさん稼いでいる人がいる。

 

 YouTubeを見れば、グループの仲の良さに、現実の世知辛い人間関係を一時だけ忘れられる。

 おバカな事をみて、何も考えず大笑いし、日々の理不尽に対するモヤモヤした気持ちと一時だけ離れることができる。

 

 だから、見たくなる。だから、やりたくなる。

 

 それが、YouTube。それが、YouTuber。 たかが動画、されど動画です。

 

 誰かの為になっていない、そんな風に捉えられがちですが、そうやって、誰かの心から、ほんの少しの間だけでも「嫌な事」を忘れさせるくらいの力が、YouTubeにはあるのです。

 

 今の子供たちは、そこに、自分の求める「楽しくて」「面白くて」「わくわくする」大人像を重ね合わせてみているのかも知れないのです。

 

 もし、自分なら、どっちの大人になりたいか。

 

 そう考えると、やっぱり、「みんなYouTuberになりたい」のだと思うのです。

 

 もちろん、すべてのYouTubeが明るくて善良な物ばかりではないけれど。

 

 下品で、どうしようもない下ネタだって、あるけれど。

 

 子供たちはちゃんとその是非を理解して、見ている。

 

 そして実は、YouTubeを続けることが、本当は大変な事だと知っているけれど。

 

 それでも。

 

 自分たちが、どんな大人になりたいのか。その結果が、「YouTuberになりたい」なのです。

 

 

 さて、また、長くなってしまいました。

 

 今日は、YouTuberについて、思ったことを、何となく書かせていただきました。

 

 私はYouTuberにはなりたくないですが、毎日を「楽しく」「大好きな人と」「幸せに」「豊かさを手にしながら」生きられる大人になれればいいな、と、日々思っています。

 

 皆さんは、どんな毎日をすごしたいですか?

 

 では、今日はこれにて。

 

 お付き合いいただき、ありがとうございました。 

 

 おやすみなさい。素敵な夜を。