ふんわりとしたスカート
長いスカートがはきたくなって
この夏、2枚買った私
歩くたびに裾がゆれて
風にふわりと翻るたびに
きゅんとしてた
女ごころをくすぐる
素敵なアイテムが
巷にあふれていたのに
見向きもせずにいた
スカートは似合わないと
私が決めつけていた
何しろ背丈があるし
体つきが骨っぽくて、と
自分に駄目出しばかり
甘やかなものを
身につけたくなったのは
わたしが欲したから
「わたしの声を尊重すると
私とわたしの喜びにつながる」
おしゃれをして輝いてみえる
可愛らしい女たちを
羨ましく見つめながら
ひねくれた感情を抱いてた
どうせ私は可愛くない
自分の手入れも怠って
顔より心がブスになってた
「あら探しばかりしてる」
内面の美しさも勿論だけど
いつも身綺麗でいるのは
自分をたいせつに扱ってる
あかしのようなもの
自然体でいることと
なりふり構わないことは
まったく別物なのに
ずっと気づけなくて
ある時お店の大きな鏡や
ガラスに映る自分の姿に
心底はっとさせられた
いつのまにか私は
女を捨ててきちゃった
今まで何してたんだろう
歳を重ねるほど
どんなふうに生きてきたか
外見に滲み出してくる
身につけるものは
その人自身を現している
もう若くないからは
言い訳にならないんだ。。。
私はどんな服がすきで
どんな形や色が似合うのか
そもそも何が着たいのか
あたりまえにできてたことも
何処かに忘れており呆然とした
だったらまた思い出せばいい
あたらしくはじめればいい
気持ちの上がるものや
ときめくものを身につけるのに
誰の許可も遠慮もいらない
自分で決めていい
自分に許可を出すのは自分
おしゃれひとつとっても
自分を知ることで上手になる
自分を素敵に見せる術を
磨くことができる
埋もれてしまった女ごころを
よみがえらせることが
できたのだもの
「私はわたし、わたしは私」
長いスカートを
はじめて履いたのは
幼稚園のクリスマス会だった
うれしくてうれしくて
うちの中でひとり着ては
指先で裾をつまんで
お姫さまのおじぎを
鏡の前でしていたっけ
あのときもうすでに
女ごころを持ってた
自分はなにがすきで
ときめくのかを
ちゃんと知ってた
「生まれながら女なのだもの」
女ごころを愛でて
私はもっと自分をいとおしむ
死ぬまで私はわたしで女なのだから
長いスカートがはきたくなって
この夏、2枚買った私
歩くたびに裾がゆれて
風にふわりと翻るたびに
きゅんとしてた
女ごころをくすぐる
素敵なアイテムが
巷にあふれていたのに
見向きもせずにいた
スカートは似合わないと
私が決めつけていた
何しろ背丈があるし
体つきが骨っぽくて、と
自分に駄目出しばかり
甘やかなものを
身につけたくなったのは
わたしが欲したから
「わたしの声を尊重すると
私とわたしの喜びにつながる」
おしゃれをして輝いてみえる
可愛らしい女たちを
羨ましく見つめながら
ひねくれた感情を抱いてた
どうせ私は可愛くない
自分の手入れも怠って
顔より心がブスになってた
「あら探しばかりしてる」
内面の美しさも勿論だけど
いつも身綺麗でいるのは
自分をたいせつに扱ってる
あかしのようなもの
自然体でいることと
なりふり構わないことは
まったく別物なのに
ずっと気づけなくて
ある時お店の大きな鏡や
ガラスに映る自分の姿に
心底はっとさせられた
いつのまにか私は
女を捨ててきちゃった
今まで何してたんだろう
歳を重ねるほど
どんなふうに生きてきたか
外見に滲み出してくる
身につけるものは
その人自身を現している
もう若くないからは
言い訳にならないんだ。。。
私はどんな服がすきで
どんな形や色が似合うのか
そもそも何が着たいのか
あたりまえにできてたことも
何処かに忘れており呆然とした
だったらまた思い出せばいい
あたらしくはじめればいい
気持ちの上がるものや
ときめくものを身につけるのに
誰の許可も遠慮もいらない
自分で決めていい
自分に許可を出すのは自分
おしゃれひとつとっても
自分を知ることで上手になる
自分を素敵に見せる術を
磨くことができる
埋もれてしまった女ごころを
よみがえらせることが
できたのだもの
「私はわたし、わたしは私」
長いスカートを
はじめて履いたのは
幼稚園のクリスマス会だった
うれしくてうれしくて
うちの中でひとり着ては
指先で裾をつまんで
お姫さまのおじぎを
鏡の前でしていたっけ
あのときもうすでに
女ごころを持ってた
自分はなにがすきで
ときめくのかを
ちゃんと知ってた
「生まれながら女なのだもの」
女ごころを愛でて
私はもっと自分をいとおしむ
死ぬまで私はわたしで女なのだから