アスペルガー日記1
20才代前半で結婚した。
子供が自分のお腹に確認できたときは、
とても嬉しかった。
自分の生きている意味ができたような気がした。
生まれた赤ちゃんは可愛い男の子だった。
ずっと見ていても、全然見飽きなかった。
生まれてから、困ったことがあった。
母乳は人並み以上に出るのに、
飲ませようとすると癇癪をおこして泣いて
飲まないことだった。
だからといって、ミルクを好むかというとそうではなかった。
哺乳瓶の乳首が合わなければ、飲まないことがわかった。
天然ゴム素材で、吸引力がかからなければ、
ミルクが出ないタイプのもので、
それも新品や劣化したものは使えなかった。
母乳は勢いよく出てしまうので、
難しかったようだ。
搾乳して保存して利用していたが、
乳腺炎が悪化し、内服薬で母乳を止めることになった。
このときには、子供がアスペルガー症候群であるとは
考えていなかった。
振り返ると、生まれたときから、
こだわりの強さは顕著であった。
また、お腹の中でも、下の子に比べ動きが激しく、
外から見ても手や肘が確認できることが多かった。
