手術その後---退院 | めろんぱん

手術その後---退院

実家の父が週末に退院した。
それに伴って母もショートステイから戻ってきて、日常が戻ってきた。
前と同じではない、少し不自由になって・・・

母は1週間の施設暮らしで太ったらしい(笑)まずいよ、アンタ!

父は手術後自力排尿ができずにいると前回書いたけれど、自己導尿のやり方を覚えて戻ってきた。
日中は3時間おきにトイレに行って尿を出す。

尿道にカテーテルを入れて膀胱の尿を出すのだが、体に不自由のない人がやれば多分大した時間はかからないと思う。立ったままも可能だろう。
しかし父はパーキンソンで左手があまり利かない。体全体の動きも健常な人の3~5倍くらい遅い。もちろん立ったままなんて無理である。トイレ1回に15~20分くらいかかるだろうか。

私なりに自宅のトイレで気持ちよくできるように、100円ショップで道具を入れるカゴやらトイレに吊るすフックなんかも仕入れてきてできるだけ清潔に効率的にできそうな作業手順なんかも提案してみた。
しかし採用になったのは使用済みのカテーテルや消毒綿などを捨てるゴミ箱くらいで、結局時間と手間のかかるやり方にしかできなかった。

”手間のかかる”という見方は正しくないかもしれない。それは何一つ不自由のない体を持つ私の見方だからだ。
父からすれば時間がかかろうとできることしかすることができない。私が「このくらいならできるだろう」と思う以上に体が動かないのだ。

父自身もそう思ったのだろう、途中「泣けてくる」とつぶやいていた。

特に排泄の問題はやはり尊厳に関わることなのだろう。それがうまくできないとなると他のこと以上に辛いのだと思う。

私自身は相手の身になって考えることの難しさを感じている・・・。