総会その後2 | めろんぱん

総会その後2

あまりに怒りが高まりすぎて、しばらく書くことができずにいたこの件。そろそろ残さねばと思い書いています。



総会の翌日の朝、いつも通り幼稚園に登園して、子どもを下駄箱まで送っていったら、例の彼女と我らが担任の先生、年中の先生が話をしていた。職員室の入り口で話をしているんだけど、見るからに深刻そう。
いつもは先生が「おはよう!」と迎えてくれるんだけど、そんな状態ではない感じで、子どもたちは一人で上履きに履き替えて教室へ上がっていく。

「なんだろうね、あれは」

送り終わったお母さん達と合流して何やら不穏な空気だねと言い合う。

しばらくして役員の一人のお母さんと二人でそろりそろりと戻ってみると話は終わっていた。

担任の先生はものすごく悔しそうな顔をして涙を拭いていた。

年中の先生にも声を掛けたら空き教室に駆け込んでわっと泣き崩れた。

「あんなひどいこと言われてるのに、何も言えなかったんです!」


年中の先生は先輩が言われ放題言われているのを側で聞いていて、何も言えない自分が悔しくてたまらなかったんだって。

何を言われたのか。それは、

あなたが幼稚園のお金を盗んだってことを保護者を集めて言いなさい。私が監督不行き届きを謝りますから。
そうすれば丸く収まるんだから。




ひどすぎる。

なんなんだ、一体アイツは。

先生はもちろん盗んでもいないし、それを認めてもいない。だけど彼女の認識では認めたことになってるらしい。それで”監督不行き届き”というワケ。ふざけんな。

それなら、と私たちは先生に言った。

「いいですよ、集めていただいて結構です。そんな話をして私たちがどちらを信じるか、丸く収まるのかどうか、やってみるといいんです。それこそ誰がおかしいのかハッキリ分かると思います。どうぞやっちゃってくださいよ!」

さっきの先生の本当に悔しそうな泣き顔、それに年中の先生の言葉。
思い返すたびに自分でも悔し涙がにじんでくる。

そんな話を、朝これから子どもたちを笑顔で迎えなきゃならない時間に、しかも子どもたちの見えるところでするなんて、本当にあの人には人の気持ちってもんはどうでもいいんだなと思った。自分が言いたいことを言いたい時に言う。それだけなんだ。

総会前に他の役員のお母さんとの電話で

「子どもたちのことを一番に考えています」

と言っていた舌の根も乾かぬうちにこれか!


しかし結局集まりは開かれることはなかった。
言うだけ言って気が済んだのか。先生が頑として受けなかったからなのか。


この日のことは、私たちが総会でやったことへの反動なのだと思う。
きつく当たられてしまう先生には本当に申し訳ないと思うけど、だけど先生も私たちのやったことの意味は理解してくれているし、正しいことだと分かってくれている。それが嬉しい。


いろいろなお母さんの話を聞いてみると、正直総会に批判的なお母さん達もいた。
でもそれは仕方がないことだと思う。いろんな価値観があるし、情報量も違う。私たちが先生から聞いた様々なこと全てを話してしまうわけにもいかないし。
だけどそこは割り切ってやるしかなかった。
全てのニーズに応えることはできない。
全員に好かれることもできない。

ただ私たちは一部の人の思いを爆発させるだけ、感情的に批判して、吐き出すだけ吐き出したら気が済んだからおしまい、というようなものにだけはしたくなかった。
だから来年度から彼女がちゃんと表に出てくるようにしたつもりだし、少しかも知れないけれど園にどんな問題が存在するのか、見えるようにしたつもり。

モンスターペアレンツっていう言葉がはやって都合よく使われたりしているけれど、モンスターな経営者を表す言葉はなんていうの?誰か作ってちょうだいな。