こんにちは
今日は朝から雨でした。
今は厚い雲の隙間から時々太陽も顔を見せていますが
それでもやっぱり寒いです
寒いと、腰と膝の痛みが強くなってきて
また今年も嫌な季節が来たなぁと思うつぐみです
（なんだかいきなり年寄みたい
）今朝のテレビ、森光子さんが亡くなられたというニュースばかりでしたね…
若い頃もおきれいな方でしたが
年齢を重ねて、おばあちゃんになられても
とても可愛らしい方でしたよね。
ジャニーズが大好きで
特に、東山君でしたっけ？
大のお気に入りでしたよね。
そんな森光子さんのこと、私は素敵だなぁと思っていました。
私の母は、森光子さんのことが嫌いでした。
若い男性にお金をもらっているとか
かわいこぶって男性に媚を売っているとか…
いつも自分一人で頑張っている（と思っている）母は
そんな森光子さんが、多分羨ましくて仕方がなかったのだと思います。
私の母は、ずっと昔から
おばあちゃんになった今でも
顔を見るたび怒ってばかりいます。
いつも自分が一番正しくて
周りはできないバカな人ばかり
娘の私が言うことはもちろん間違っていて
家族内で自分が知らない情報があると、途端に機嫌が悪くなります。
今私が一番怒られるのは
母が電話をかけてきたときに私が出ないこと。
別に居留守を使っているわけではないのです。
たまたま出かけている時、母が自宅に電話をかけてきても私が出ない。
するとその後携帯にかけてくるけど、私がマナーにしてたりして気づかない。
帰ってから自宅の留守電に入っている機嫌の悪いメッセージを聞くと
大抵は、「野菜をもらったから取りにいらっしゃい」という用件なのですが
大体いつもその直後に携帯にまた電話がかかってきて
「どこに行ってたの！！」と言われます
どこでもいいじゃない…
最近では、娘も一人で夜留守番をすることに慣れてきたので
母に黙って京都や名古屋にも出かけているのですが
（別にこれも、今ではなぜ言う必要があるのかと思いますが…）
たまたま私が留守の時に娘から聞いたりして
「京都行くこと聞いてないよ！！」などと、あとで怒ります。
言ってないし…
実家に父がいない時も同じです。
うちに電話がかかってきて
「おじいちゃんそっちに行ってないかね」
「来てないけど？」
「もう！電話してもいないし、どこ行ってるんだか！」
おじいちゃんだって、本屋さんとか行きたいところあるだろに…
多分…
寂しい人なんだと思います。
一人になるのが怖いんだと思います。
自分があれこれ他人に世話をすることで
自分の存在価値を見つけたいんだと思います。
そんな母の口癖は
「あー忙しい」
「息つく暇もないほど忙しい」
「私は死ぬまで人のために尽くす運命なんだね」
「私は不幸の星のもとに生まれたから仕方ない」
「もうこのままぽっくりいくんだ」
妹がつけた母のあだ名は『シャークY子』
動くのをやめたら、息ができなくなって死んでしまうのです。
今日、てっちゃんのブログに
怒っている人は、自分が苦しいからわかってほしくて怒っているのだと書いてありました。
寂しいんだよね。
一緒にいてほしいんだよね。
だから一生懸命頑張ってるんだよね。
苦しくて苦しくて仕方がないんだよね。
そんな母を、なんとか幸せにしてあげたかったけれど
私の手では、どうにもできないのだということを知りました。
何を言っても、何をしても
彼女にとって、基本私は×なので
「あんたにお母さんの何がわかるの！」と言われます。
人前で絶対に泣かない母。
子供に弱さを見せてはいけないと思っている母。
誰かに助けてもらうことは恥だと思っている母。
人に心を開いてはいけないと信じている母。
そして、それが全部正しいと教えられた私。
お母さん。
私は人前でも子供の前でも泣くことができるようになりました。
もうお母さんみたいに苦しくないし、悲しくないから
だから、心配しなくても大丈夫だよ。
私の娘も、決してダメな子になったりしません。
私が人前で泣いてもいいんだと教えたから。
誰かに助けてもらってもいいんだと教えたから。
だから今、私の娘は
周りのみんなに愛される、とても可愛い子になっています。
私に気づかせてくれてありがとう。
どうか あなたが
心から幸せを感じられる日が来ますように…
