病院に到着すると、
まず問診。

検査を受けるに至った理由を話した。
左脇腹が痛む事も伝えた。
先生は、
そこはS字結腸の部分なので、
検査中も痛みがでるかもしれない。
と。

麻酔をお願いしていたのだが、
完全に意識がない状態にすると、
悪いところに痛みがあっても、
分からなかったりするので、
少し意識がある状態にして、
様子を見る、とのこと。

溌剌とした女医さんで、
話し方、話す内容など、
とても安心、信頼できる感じ。

そして、検査前に腸を空っぽにする準備へ。
腸洗浄液という下剤を飲む。
10分間で200mlを、
少しずつ飲むこと5回。
その後、500mlのペットボトルのお水を、
一気に飲む。
1時間以内でこれを終わらせる。

排泄されるものの様子を見て、
追加で飲むらしい。

下剤は、酸っぱ味のある、
梅ジュースみたいな感じ。
がんばって!
と説明されたが、
私は、酸味より
塩味を感じた。
スポーツドリンクの味に近いのかなぁ。

人によるのだろうけど、
飲めない味ではなかった。

最初の3杯までは、
喉が渇いていたからか、
ゴクゴク飲んでしまい、
あ、ゆっくり飲まないといけないんだった、
と、思ったほど。

4杯目まで、
何も起こらなかった。
トイレに行かねば!
という焦りも出てきた。

待合室の外の
エスカレーターや階段など、
病院内を歩くといいですよ、
と案内も受けていたので、
ウロウロと歩き回ったり、
ウエストをひねったりして、
1リットルとペットボトルを飲み終えた。

すると、
便意を感じ、トイレへ。
それから、5分位おきに
5回程トイレに行った。

担当の看護師さんに、
次は、流さず見せてくださいね。
と言われた。

以前に、
友人から、
トイレは流さず、
看護師さんに見てもらうんだよ、
と聞いた時、
えぇーっ!!
って思った。

でも、
その場になると、
見てください!
どうですか?
的な想いで、羞恥心など微塵もなかった。

結局、
トータル10回位トイレに行き、
そのうち5回位、
看護師さんにチェックしてもらった。

予想していたより、
そんなに苦痛ではなかった。
友人からのアドバイスで、
自宅から柔らかいトイレットペーパーを
持参したのもよかった。
次回も持っていこう。