友達が来てくれた。

学生時代の友人と、
元同僚。

共通の友人ではなかったので、
病室で、
初めまして。
だった。


すぐに、
お互いに打ち解けてくれて、
楽しく過ごすことが出来た。

私だけでなく、
二人ともに、
そう思ってくれたよ。

同年代ということ、
二人の男の子を育てており、
わたしの家よりも、
ふたりの家のほうが近く、
大型スーパーなど、
行動エリアが
重なっていたことと、
二人の気さくな性格も加わり、
昔からの友人同士のようだった。

来る前に、
食べたいものある?と、
聞かれたけれど、
食欲がなかったので、
手ぶらで、と、
伝えておいた。

それでも、
手ぶらで来にくかったのか、
それぞれ、
お土産を持ってきてくれた。

ありがとう。
来てくれて。
忙しいのに。

4時間もいてくれた。

普段通りの、
たわいもない会話だったり、
TVの話や、
男の子の、
何を考えているのやら、
部屋が汚い、
だらしがない、
などの笑い話などなど。

あっという間の午後だった。
私の夜ご飯の時間だ、
ということで、
二人は帰っていった。

私も話をしていると、
前と変わりなく、
元気。
だと思ってしまう。


パジャマ姿で、病室、
ということを除けば、
普段通り。

明日も、
友達が来てくれる予定。

楽しみ。

ご飯も頑張って食べよう。
そして、寝よう。
そうすれば、
もっと元気になる。

明日は、尿の管が取れる予定。
何時頃、取れるのかしら。

午後に友達が来てくれるので、
その前に取れるといいな。