勤務中に大地震に遭遇したらお母さんが真っ先に浮かぶのはわが子の安否だと思います。
記事を紹介します。
携帯電話から“緊急地震速報”のアラームが聞こえてくるたびに、いろんな考えが頭の中を駆け巡るという方は多いはず。とくに、子どもを保育施設に預けて仕事をしている最中だったら、「もし、これが大地震だったらどうしよう」と、子どもの安否を真っ先に考えてしまうだろう。
今回は、危機管理アドバイザーの国崎信江さんの著書『地震から子どもを守る50の方法』を参考に、“勤務中に大地震が起こった時のために働くママができること”についてお届けする。
■普段から子どもに地震の教育を
日本に住んでいる以上、頻繁に起こる地震とつきあっていくのは宿命ともいえる。“その時”に冷静に動けるように、日ごろから訓練したり、子どもの本棚にも地震関連の絵本を一冊置くなどしておこう。
小さな子どもには、地震がきたら落下物から頭を守るために、頭を抱えて丸くなるポーズを教えておくとよいという(“グラっときたらダンゴ虫”というキャッチフレーズだと覚えやすい)。
保育施設や学校では防災ずきんを使って机の下に隠れる防災訓練をするが、いざという時に防災ずきんがそばにないと、パニック状態となってしまう子どももいる。園庭や、廊下でのとっさの動作を体で覚えさせておいた方がよいだろう。
■小中学生ママは通学路のチェックを
小中学生のママ達は、「もし、登下校中や習い事の帰り中に地震が起きたら……」と不安は尽きない。日ごろからよく通る道をいっしょに歩き、「もしここで地震がきたら……」と親子でイメージしておくことが大事だということだ。
また、災害時には、普段から何気なく使っているものが凶器となるという。
ブロック塀、瓦屋根の家、自動販売機、電信柱、神社の石造といったものからは、すぐに離れるように伝えておこう。そして、避難時には大きい道路を避け、車の少ない道を選んだ方がよいそうだ。なぜなら大きな道路は、衝突や追突に巻き込まれる危険があり、最悪の場合、火災や爆発なども起こる場合があるからだという。
通学路に倒壊や落下物のない避難場所があるかどうか、一度チェックしておいた方がよさそうだ。
■子どもが保育園や幼稚園にいたら
子ども達の通う保育施設ではどのような体制がとられているのか、園舎に倒壊の恐れがあるときにはどこへ避難するのかなど、日ごろから確認しておく必要がある。
大地震後には、園から配布されている“引き渡しカード”に記載されている保護者、または代理人が子ども達を迎えに行くことになるが、保護者がどうしても迎えに行けない事態も想定される。
そんな時のために、引き取りをお願いする“代理人”の方とも、いざという時の行動や連絡方法について相談し、「地震がきて、パパとママが迎えにいけないときは、○○さんがかわりに来てくれるからね」と伝えておくとよいという。
以上、“勤務中に大地震が起こったときに備えてママがしておくべきこと”をお届けしたが、いかがだろうか?
会社が遠く、帰宅困難者になる可能性があるママも多くいるだろう。国崎さんの著書によると、決して無理な帰宅はせず、親が迎えに行けなかったときの“引き取れない訓練”が必要だという。世界一地震の多い国に住んでいる以上、様々な事態を想定し、子ども達を過度におびえさせずに地震についての教育を普段からしておこう。