ヒアルロン酸は豊胸にも使われているようです。
池田ゆう子クリニック 院長 / 池田優子 先生監修の記事を紹介します。
豊胸手術のひとつとして、ヒアルロン酸を注入する方法があります。メスを使わない施術で手軽に行えるイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか。その効果に注目してお伝えします。
■ヒアルロン酸注入法とは
ヒアルロン酸は多糖類の一種で人体の細胞間組織などに存在する物質のため、体内に注入しても拒否反応が起きず、安全性が高いといえます。そのため、豊胸手術以外にも、目元や口元、あご、鼻などの整形にも用いられています。
また、ヒアルロン酸の注入はメスを使わずに注射を使って行なうため、注入する量にもよりますが施術時間が20~30分と短いのが特徴的です。ただ胸を大きくするだけではなく、希望の形やサイズになるようにヒアルロン酸を注入する箇所や量を調節します。
クリニックや個人の体質にもよりますが、基本的にヒアルロン酸は片方の胸に80~150cc注入することができます。これにより、およそ0.5~1カップのサイズアップが可能です。ただし、ヒアルロン酸の注入量には限界があるため、大幅なバストアップよりも、気軽に1カップ程度サイズアップしたい方に向いています。
■ヒアルロン酸注入法の継続期間
個人差はありますが、ヒアルロン酸を注入したことによるバストアップ効果の持続期間は2~3年間となっています。効果が薄れてきた際には、ヒアルロン酸を追加注入することも可能です。追加注入時期については、医師と相談して決めていきます。
従来のヒアルロン酸は分子が小さいため2~3年で体内に吸収されてしまい、継続的な効果がないのが問題でした。しかし、最新の「低吸収ヒアルロン酸」は分子が大きく、体内に吸収されるのに時間がかかるため、10年以上もバストアップ効果が持続するといわれています。さらに、ヒアルロン酸を的確な位置(吸収が遅い乳腺と胸筋の間)に注入することで、継続期間を長くすることもできます。
メスを使わず、人体に存在する成分であるヒアルロン酸を利用した豊胸術は、気軽に胸を大きくしたい方にふさわしい方法であるといえるでしょう。
(この記事の監修: 池田ゆう子クリニック 院長 / 池田優子 先生)