電子レンジで加熱したものは、加熱しないものと比較して顕著に細菌数が少なくなるようです。


腐りやすいメニューの肉じゃがで検証を行っています。


前夜に調理し冷蔵庫で保存していた肉じゃがを2個の消毒済みのプラスチック容器に60グラムずつ入れる。


一つは電子レンジ500ワットで40秒加熱、もう一つは加熱せず前夜のままです。


各容器のふたを閉めて密閉し、室温を30度に保った試験室で6時間放置。


容器から肉じゃがを回収し細菌数を培養調査した結果、加熱していない肉じゃがの細菌数は1グラム当たり2万3千個でしたが、電子レンジで加熱した肉じゃがの細菌数は1グラム当たり300個以下だったそうです。


電子レンジによる熱とマイクロ波で、肉じゃがに含まれる細菌が殺菌されたそうです。


この結果から、調理後一晩放置し、加熱しない肉じゃがなどの料理をそのまま弁当箱に詰めた場合、昼頃には想像以上に細菌が増えるともいえます。


弁当のおかずは、電子レンジなどで加熱してから詰めるとよいでしょう。


弁当箱に詰めるときは、粗熱を取ってから入れることも大事です。


温まった食材をそのまま弁当箱に入れてふたをすると、中に水滴が付きます。

水分は細菌の増殖を早める原因の一つです。


加熱した食材は、冷ましてから弁当箱に入れてふたをすることで、よりよい保存効果が得られます。


ただし、電子レンジは殺菌が目的ではなく、加熱を目的としたものですから、

対象物の素材・大きさ・レンジ内の位置によって、温度ムラが出てきます。


加熱されない部分があることも頭に入れておいたほうが必要とのことです。


9月は年間を通して食中毒が最も多い季節です。


夏バテや気温の変化で抵抗力が低下していることが一因といわれています。


気をつけましょう。


出典:エフシージー総合研究所 環境科学研究室