私たちは、肉体的疲労や精神的疲労に伴って緊張すると足裏の前側に体重がかかります。
踵が浮いたり、場合によっては、靴下の親指側が破れたりすることもあります。(人差し指の付け根が破れていることも多いです)
先日、からだ育て指導を受けにきたお子さんの親御さんが、「最近、つま先立ちになることが多く、以前よりも母趾が変形しているような気がする」とおっしゃていたので、「学校や家で普段と違う事を体験されていますか?」と尋ねると、「はい」という答えが帰ってきました。さらに、その体験中、眠りが浅いともおっしゃていました。
その体験は終わったばかりだったので、これから徐々につま先たちの頻度は減っていくということをお伝えすると共に、その子に必要な疲れをとることを行いました。
帰り際、表情が弛み、呼吸が落ち着いていたので、ひと安心しました。
神経発達症や脳性麻痺のお子さんは、先天的につま先立ちになっていることがありますが、精神的疲労によって、さらにつま先立ちが助長されることもあるようです。
お子さんが、いつもと違う姿勢や仕草を取る場合には、何でもかんでも体からアプローチするのではなく、まずは原因を複数考えていく必要性があります。
体にアプローチしなくても、環境が改善されることで自然に普段と同じ様子になっていく子どもたちも多くいます。
