昨日、放課後等デイサービスの指導に行った時に、職員の方が子どもたちと一緒に遊ぶ時間(活動)を拝見しました。


その遊びとは、いろいろな大きさや形のボール、バドミントンのシャトルを職員さんが投げ、虫取り用の網を用いて、それを受けるという遊びでした。


参加する子どもたちに合った遊びだったので、子どもたちは、集中して取り組み、ボールを網で受け取った時には、恥ずかしがりながらも笑みを浮かべたり、「やった!」という表情をしていました。


その遊びでは、各人の発達段階や体の個性によって、網の持ち方や足の位置(重心)、目の使い方の違いなどの観察ができました。

後半の私の指導では、その観察を活かして、転がしたボールを追いかけて捕るという遊びを行いました。


最初のうちは、ボールから目を離してしまう子どもたちもいましたが、回を重ねるごとに転がされたボールに対する反応が早くなってきました。


今回、職員の方が行った遊びの目的は、「空間認知を高める」ことでした。

先程も述べたように、子どもたちの今の体の状態や発達段階に合っていたので、この遊びの刺激で生活にも変化が表れるといいなぁと思いました。


子どもたち、職員さん、ありがとうございました。

引き続き宜しくお願いします。




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