ここのところ、体操教室で「風船を使った運動」を良く行なっている。


自閉症の子供たちの中には、物や人の動きを目でじ~っと追えないことがあったりダウン症の子供たちの中には、視線が上方に行かず、山なりにボールを投げられると、ボールの動きを見失ったり、顔にぶつかったりすることもあります。



風船を使った「風船つき・バレー」等の動きは、風船の動きがゆっくりなため、上記に書いてあるような目の動きを改善していく場合があります。ある自閉症の青年は、最初は、風船に注意が行かず、連続して突くこともままならなかったのですが、繰り返していくうちに、風船への注意の持続が増し、円陣での「風船つき」が、楽しめて行なえるようになってきた感じがします。


「風船を使った運動」
は、小さい子供から年を重ねた人も楽しめて行なえるので、私がお勧めする運動のひとつです。興味がありましたら、やってみてください!



注意点 風船を怖がる子や風船を触った感じを嫌がる子供には、無理してやらせないで下さいね!