
何かをするときには必ずある姿勢をとります。姿勢というより「構え」という表現の方がピーンとくるかもしれません。
楽しいときの構え、ワクワクしたときの構え、怒ったときの構え、自傷するときの構え、パニックするときの構え等、個人によってその構えは違います。
なぜ個人によって違いが出るのかと言うと力が入りやすい部位(力が入りにくい部位)が各人によって違うからです。
そして力が入りやすい部位の力が抜けなくなると構えが固定されます。
例えば「肩肘を張る」という構え。肩や肘の力が抜けなくなることで起こります。肩や肘の問題だけでなく気張りという心の状態も表れてきます。
面白いことに自分の構えが相手の構えにも影響を与え、相手の心身を硬くさせたり、弛めたりもします。
親御さんがお子さんに金魚体操をするときに「やる気まんまん」で構えてしまうと子供はその気配を察知して嫌がることもあります。「やるぞ!」という意気込みは大切ですが、自分の構えが気張っていないか、体の違和感に目を向けることが大切になってくると思います。違和感を感じたら、ひと息いれてから行ったり、ゆったりと気持ちで行うと良いかもしれません。