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私たちが何か新しいことを始めたときの経験を思い出してみてください。新しいことを始めたときは、慣れないため心臓の鼓動は高まり呼吸は浅くなり、全身から汗が出ることもあります。(※新しいことをする体を動かすこと=運動エネルギーが発生すること)


これは「速筋」が新しいことに対して運動エネルギーを供給した結果なのです。新しいことに慣れ始めると心拍も呼吸も意識しなくなり、汗も出なくなります。この時点で、同じ量の運動エネルギー供給に対して「遅筋」が働き始めたのです。「速筋」が働けば疲労物質が溜まるので筋肉の張りや痛みが出ますので、経験と一致すると思います。


新しいことが楽になっていく、或いは慣れていくメカニズムには、体力が増加した結果、同じ運動エネルギー量を発生する仕組みが速筋から遅筋に交代するという解釈もできます。


以上、筋生理学の視点で「人間が何かに適応するプロセス」を解釈してみましたが、あくまでも一つの視点なので、それを踏まえてご参考にしていただければ幸いです。


※乳児から幼児は、上記のことは当てはまらないのでご注意を。