
私たちは風邪などで熱が出ると平温より高い熱の方を気にしてしまうが、実は熱が下がってから平温に戻るまでの経過の過ごし方の大切さは余り知られていない。
熱のピークが過ぎると熱は下がってくるが、すぐに平温に戻るのではなく、いったん平温より低い温度になってから平温に戻るプロセスがある。熱が平温に戻るまでの期間は動きたくない、休みたいという要求が出てくる。(子どもによって元気がない、力が抜けきって歩けない等)この時に仕事に行ったり、学校に行ったりすることで風邪がぶり返してしまうことが多々ある。
今話題のコロナウィルスでは、一度治癒して陰性反応が出たのにも関わらず、再度陽性反応(再燃)が出てしまった方がいた。この方がどういう経過をして治癒したのかわからないが、平温以下の段階で普通の生活に戻ったので再燃してしまったと考えてもおかしくない。
平温以下の時はゆったりと過ごすことが大切だ。いまのご時世、スマホから離れることができない方が多いと思うが、そのような環境では目の疲れが残ってしまい身心がうまく休めず経過に余分な時間を要することがあったり、風邪のぶり返しが起こることもある。また周囲が騒がしい(本人ではなく家族の不安や怯え)と経過がスムーズにいかないこともある。
経過がきちんとできれば身心の疲れがとれ、大人ならさっぱりとした感覚になり、子どもなら、また一歩成長する。
「動くときは動き、休むべきときは休む」。そんな風に体と相談しながら経過することで、体は更に丈夫になっていくと思う。
※この経過は風邪やインフルエンザだけでなく、おたふく風邪などにもついても言える。