あれは筆者が保育園を卒園してから

小学校に入学する間の1975(昭和

50)年の3月後半から4月初頭に

かけてのことだった。

 

この春休み期間中、筆者は毎朝、

朝食を食べ終わると決まって、

歩いてすぐの近所の友達の家へ

小走りで遊びに行っていたのも

だった。

 

その友達とは保育園が一緒で、

同じ小学校にも入学したのだが、

その小学校入学当日の朝も、

筆者は前日までと同じように、

友達の家へ遊びに行こうと

していた。入学式があることも

忘れたまま…。

 

そしたら当然、両親から「何

やってるの!」と止められて、

慌てて入学式の支度をした。

 

こんなふうに波乱含みで小学校の

入学式を迎えたこともあり、

ほぼほぼ半世紀過ぎた今でも、

この6歳の春休み期間の楽しかった

ことは忘れられない。