昨日までは、筆者が中2の終わりの

春休みにあったピアノ発表会に

ついて書いてたが、漫画の話

だったり、自分以外の出場者の

話だったりで、自分自身の演奏に

ついてのことではなかった。

 

…と、ここまでは昨日までの

2日間に書いたブログの

振り返りだったが、今度は

自身が音大卒業前の最後の

発表会(というより試演会?)に

ついて書きたい。だから今度は

正真正銘、自分自身のピアノ演奏に

ついてのエピソードである。

 

それは音大卒業を3月に控えた

1991年の年明けのことだった。

あの当時毎年、その時期に

受験や試験への手ごたえを

確認するべく、レッスン

担当教官主催の発表会が

あり、それは試演会とも

言えるものだったのだが、

筆者は音大の卒業試験前の

最後の発表会で、弾く前から

やたら緊張で舞い上がっていて、

卒業試験の曲目だった

プロコフィエフのソナタを

弾き進めて、ようやく

終わり近くにさしかかった

その時、こらえきれずに

演奏が止まってしまい、

頭の中が真っ白になり、

弾き終わってからもしばし

呆然だった。バイトの超勤で

あまり思うように練習時間が

取れなかったことが原因

だったが、発表会の翌日から

気を取り直して練習し、

卒業試験で弾いた時はなんとか

無事に終わり、結果は望外の

評定をいただけた。もっとも

最後ということで、試験官の

先生方の採点が若干甘めだったと

言われてはいたが…。

 

ここまで長々と書いてしまったが、

筆者にとってピアノ発表会で

自身が演奏したことについての

思い出は、今日このブログで

書いた出来事だった。