社内の倉庫みたいな場所
そこの扉は分厚くて
高さもかなりある
以前から
重くて、開きにくくて
出来るなら近寄りたくない場所だったんだけど
行かなくちゃいけない時は多くて日にニ度くらい
でも
今日は朝一番から行かなくてはならないコトに
ふぅ~
仕方ない
下っ端のアタシが行くしかないようね(泣)
とぼとぼ とぼとぼ
間もなく到着
いつもより重く感ぢる扉
持ってた荷物を下に置き
両手で扉をスライドさせたら
エッ?
エッ?
エ━━━━(;゜Д゜)━━━━ッッ?
扉がゆっくり倒れて来た
まるでスローモーション
アタシ、どうしたらいい?
とりあえず足を踏ん張り
両手で支えてみたけれど
お、お、重ぃ…
だ…れ…か…助け…て
ダメだ
誰も通りかからない
このまま倒してみる?
いゃ、これもダメだな
アタシ、そんなに逃げ足早くないゎ
間違いなく身の危険を感じる
暫しの時間が流れ…
しかし
いつまでもココにいる訳にはいかない
よしっ
ズリズリ下方を手前にずらしながら
壁にもたれ掛けさせるコトに成功
まずは人を呼びに行くのだ!
また倒れて来たら大変だもの
偉い人?キョロ(・_・ ))(( ・_・)キョロ
男の人?キョロ(・_・ ))(( ・_・)キョロ
いない…
仕方ないから、とりあえず部署に戻って
ご高齢のE女史に報告
当の本人のアタシはすでに冷静になっているというのに
事情を知ったE女史ったらなぜか今さら大興奮
「人を呼ばなくちゃ~」
まるで楽しんでるかのように感ぢてしまう
高齢とは思えないくらいあっちこっちに走り回ってるし
‘だ~か~ら~人がいないんだってば’
その様子にさらに冷静さを取り戻すアタシ
でも
そこはさすがのE女史
どこで見つけたのか男上司を捕まえて戻って来た
その扉の状況に男上司も目をパチクリ
そしてE女史
「彼女が力任せに開けたらレールから外れてしまったんですっ!」
と、力説
はぁ~?
誰が力任せに開けた?
結局
男上司ではどうにもならず
施設管理の人を呼ぶコトに
その場にいても仕方がないので
アタシは再び仕事へ
黙ってその場を離れる訳にはいかないので
アタシが男上司に言った言葉は
「お手数かけてすいませんでした」
偉そ気に黙って頷く男上司
なんかっっ!
実は謝るコトに納得いってないんですけど?
怪我してたら大変なコトになってたでしょうが?
そして知る
そういえばアタシ…誰からも心配なんてされてないし
誰もアタシの心配してくれる人なんていないのね
アタシの人望は薄っぺら~
ひらひら~