備忘録


※高電圧部分があり、危険を伴います。参考にする方は自己責任でお願いします。


過去記事更新

2026/9/23 放電方法追加

2022/3/27  「焼け」についての説明追加


自分用メモ-------------------------------

今度ヒーター管を購入したらガラスクロステープは剥がして長時間連続使用耐熱温度250℃以上のテープ(カプトンテープやテフロンテープとか)で貼り直す。

→新品ヒーター管は最初煙と匂いが出るらしいのでそのまま使ってもいのかもしれないがわからない。

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アイリスオーヤマ

オーブンレンジ  VAL-16T


上下ヒーター方式

庫内の上・下部にヒーターを備えて輻射熱により加熱



症状

トーストを焼いて、パンの下側が焦げ目がつかなくなった。下側ヒーターが働いてないみたい。


オーブンでパウンド型使って焼こうとして、下側部分が全然焼けない。


結果

下側ヒーター交換で治った。2022/4



●実際に行ったこと

●レンジの仕組み

●高電圧対策

●分解について

●マイクロ波対策

●パーツ

●その他



●実際に行ったこと

下ヒーターの取り出し手順

ネジを外して外枠を取る
ひっくり返し、底面のネジを取る。
下写真はレンジ底面。


このままでは、マグネトロンと接続してる線、底面のフック2ヵ所、電源から来てる端子の線がひっかかって底面を外せれない。

マグネトロンの端子(下写真)を外す。自分は端子の被覆を上にずらし端子の金属が見えたらマイナスドライバーで端子を上にずらして外していった。


電源から来てる黒線の先のソケットを外す。元に戻すとき間違えないようソケットに「上下」を書き込んだ。(下写真)


底面のフック2ヵ所を外して底面を外す。但しまだ線がつながってるところもあるので線を引っ張りすぎないよう、レンジ脇に置いた。


すると下写真が見える。下ヒーターがブリキ?っぽい金属の中にある。



下ヒーター(450w)は品番も無く、純正・互換品とも見つけれなかったので、中国通販で注文。

下写真は家の電子レンジの下ヒーター。周りの金属はブリキに見えたがわからない。


450wはなかったので、400w か500wと記載の中国通販の店で24.4cmで注文。500wが届くと思い、450wのところに500wを使用する場合のリスクを詳しい方に聞くと


・長時間の通電で問題が出る可能性

・10%UPになり温度サーモが働く可能性

・長年使用するとマイクロリレーの接点が※焼ける可能性


とのこと。


※焼けについて---------------------------

高い負荷電流で接点の入り切りを繰り返していると、接点部分が発熱し溶けてくっついてしまうこと。これを溶着したや焼き付きしたというらしい。

焼き付きの際は焼き付きを外すことが出来れば復活することが可能。強く焼き付いてしまった場合にはスイッチそのものを交換。

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でも実際に届いたのはなんと450w!(下写真)


下写真は片側の端をアップ。

両端に絶縁耐熱テープ?が巻いてあるっぽい。
→ガラスクロステープっぽい。ガラスクロスとシリコーン粘着剤によるもの。両面粘着と片面粘着がある。耐熱温度は商品により、ネットで見かけたものは180~290℃。でも安いのは180℃ばかりで張り替えたいときは耐熱温度300℃のテフロンテープでも代用効くかも?。

下写真は壊れた下ヒーターを取り出したもの。中の線が切れてる。

ここでヒーター両端を固定するためのネジ穴の大きさが全く合ってないことに気づく。以前100均で買った銅の針金を穴に通して巻いてみる。


トースターモードで試運転したら若干ものが燃えてるような臭いがしたので数分で停止。扉を開けたら少し白っぽい煙りが出てきたので分解したが、とくに燃えたあとがない。しいて言うならガラスクロステープが若干黒くなってるような?これなのか? 


それとも銅の針金を端子に密着して巻けたわけではないので、接触面積が少ないことによる銅針金の発熱でガラス繊維チューブが難燃性なので煙だけ出たのか?? でも450w・4.5A程度でそんなに熱が出るのか?


銅針金を外して、小さいネジとナット、ワッシャーを使うことにした。近くのホムセンで径は最小2mmだった。(下写真)


新しいヒーターの穴はそれより少し小さくネジが通らなかったので、丸ヤスリで穴を大きくしようとしたが、なかなか穴が広がらなかったので、ステンレス用2mmの穴あけドリルビットを電動ドリルにつけて、ラジオペンチなどでヒーター管端子を固定して開けた。

振動で下ヒーターが断線してないかチェック。抵抗値約30Ωで上ヒーターの抵抗値は13Ωなので一応OKとした。事前に下ヒーターの抵抗値調べておけば良かった。

ネジやナットなどを取り付け耐熱絶縁ガラス繊維チューブがずれないようカプトンテープで留めたのが下写真。

トースターモードでパンを焼いてみる。まだ、少しものが燃える臭いがする。


下側ヒーターはレンジの庫内底面裏側にあるが、ヒーターの熱が一番近くに当たる箇所のメッキのようなものがはげてたので、それが焼けてる臭いなのかもしれない。


下写真の真ん中辺りの楕円状のはげてるような跡がそれ。


ガラスクロステープをカプトンテープと交換しようと思ったが、ガラスクロステープを外すとヒーター管のガラス管部分が分離してしまうため、ガラスクロステープの上からカプトンテープを重ね巻きした。


もう一度トースターモードでパンを焼いてみたところ、ものが燃える臭いはしなかった。但し少し白っぽい煙りは出てたので、これは普通なのかもしれないがわからない。


これで直ったということなら、ガラスクロステープの耐熱温度が180℃くらいとかギリギリのところで、難燃性なので煙だけ出たとかが一番怪しいと思っている。→新品ヒーター管は最初煙と匂いが出るらしい。


時間を空けて再度トースターモード使用。ほんの少し、ものが燃える臭いがしてる気がした。


分解。なぜかガラス管から端のパーツが曲がってる。

思ったのは、組み立て時、配線留めフックを穴に入れて固定するのだが、配線の遊びがありすぎて、配線留めフックを入れて底板をはめた時、ヒーター側に押す力が働き曲がったように見える。フックの位置を少しずらした。

ガラスクロステープが前より変色してる気がしたので思いきって剥がし、カプトンテープを貼り直した。
もっとキレイだったのに数回トースターしただけでこんなに汚れた感じになるなんて、やっぱり、焼けてた臭いはこれなんじゃないかと怪しいなと思う。

オーブン使ってドリアを焼いてみた。余熱200℃約10分+200℃15分焼き。ものが燃えるような臭いはほぼしなかった。

もっと長い時間使ってみて、また分解して見てみようと思う。

2022/4/3
カプトンテープが少し縮んでるように見えるが、特に異常無し。




●レンジの仕組み

マグネトロンというマイクロ波を発生させる装置で温めている。周波数は2.45GHz。LC発振回路をマグネトロンと呼ばれる真空管とコイル及びコンデンサで構成している。(RC発振回路もある。抵抗・コンデンサ使用)


マグネトロンは直流でしか働かない。トランスから出た電圧は交流で、これをダイオードで整流し、このままでは能率が悪いので、コンデンサーで平滑している。でかいのは耐圧を考えて制作しているから。


電子レンジの内部がステンレスなどの金属で覆われているのは、効率良く温まるよう電波を反射させるため。これにより食品の全体にマイクロ波が吸収され、温めムラを防いでいる。

それと電波漏れを防止するシールドが目的とか。


マイクロ波が内部に留まるように入り口に網目状のシートが施されていたり、電子レンジを開けるとマイクロ波が出ないように電子レンジの稼働が停止されるような設計になっているとのこと。それでも心配な場合は電磁波防止シートを貼るとのこと。


オーブンは赤外線照射とか。




●高電圧対策

参考サイト①

https://www.matsusada.co.jp/column/words-hvpsel.html 


電子レンジの高電圧部は数千ボルトとする。

マグネトロンと高圧コンデンサが危ないとのこと。

参考サイト①の表より、3000~6000Vでの安全距離は15cmとなってる。


国内製の電子レンジの多くは、安全対策のために並列に抵抗が取り付けられていて長期充電されないよう放電するらしい。レンジ側面の回路図を見ると並列抵抗が付いていた。


故障(放電用抵抗が断線とか)していなければ数時間・数分?で放電するらしいがこの電子レンジは今のところ、26Vが最高値でだいたい10Vが多い。問題なのは放電用抵抗が断線してた場合。


コンデンサ放電でよくある(プラスチック製柄の)ドライバーなどで端子間をショートはコンデンサが傷むようでダメになる可能性もあるっぽい。


アースを繋いであれば放電させられるという書き込みもよく見る


抵抗器で放電する方法は、

必要な耐圧を持つ、高圧抵抗をキチンと用意するというのが一番正しい方法らしい。


高圧コンデンサの電圧・耐圧?が2000Vとしたら1.5倍(要確認)の3000V以上の高耐圧抵抗が必要で、耐圧が不足していると絶縁破壊する恐れがあるとか。



結局、放電接地棒(HSB-50)を購入した。これは耐圧6600Vなので安心だ。

 

 

放電方法(AI回答)

放電接地棒HSB-50を使用したやり方。

電子レンジの電源プラグを完全に抜く。

高圧部分に近い作業は絶縁手袋(ゴム手袋。理想は高圧手袋)をする。

◯アースクリップを確実に接地する

電子レンジの金属筐体(塗装されていない部分)や、確実なアース端子にクリップをしっかり固定してください。これで棒全体が接地された状態になります。


◯接触ピンで端子を順番に触れる

まず片方の端子(例: プラス側)に接触ピンをしっかりと当て、数秒〜数十秒保持します。


次に、もう片方の端子(マイナス側)に接触ピンを当て、同じように保持します。

(放電順番はマイナスプラス逆でもOK)


これで各端子の電荷がアースに流れ、放電されれる。


◯念のための追加確認

放電後も誘電吸収でわずかに電圧が戻ることがあるので

両方の端子を接地した後、絶縁されたドライバーなどで両端子間を短く短絡させて、残りの電荷がないか確認するのも安全。


◯両端子間の電圧がほぼ0Vになっていることを確認

その後、マルチメーターで両端子間の電圧がほぼ0Vになっていることを確認する。10V以下はOK




●分解について

マグネトロンは真空管が入っていて切断すると危険らしい(要確認)


●マイクロ波対策

マイクロ波 漏洩量 1mW/cm2 安全基準値?

ミリワット パー 平方センチ

電子レンジ用の電磁波カットフィルムを電子レンジの窓ガラスに貼る。

1m離れる。

マイクロ波測定器で測定。

例TM-195 

結局、予算の都合でHT-M2 

 というのを購入。精度・信頼性はわからない。



●パーツ

下写真はレンジの中(一部)

①DONGNAN 電子レンジドアスイッチ

ノーマルオープン

②KW3A 電子レンジドアスイッチ

  ノーマルクローズとノーマルオープンのタイプがあるが、これはどっちか未確認。

③DONGNAN 電子レンジドアスイッチ
ノーマルオープン

レンジ側面の回路図に記載のパーツ名について

・ブロワーモータ

送風器のファンを駆動するモータ。ブロアモーター


・ギャードモータ

直流(DC)モータや交流(AC)モータの回転軸に減速機(ギヤ)を接続した状態でパッケージ化したモータのこと。「ギヤドモータ」「ギヤードモータ」とも呼ぶ。


・下側ヒーター 450W

石英ガラス管、石英ガラスパイプ、クォーツチューブ→中身の無い管(パイプ)だけのものもあるので注意。

加熱石英管 マイクロ波加熱用


・マイカ板(雲母板)

雲母で出来た板で、マイクロ波が出るところに湿気とかが行かなくするためのものらしい。

マイカ板は安く売ってるようなので剥がれたら元をなぞってカットして交換できるみたい。

参考サイト

https://www.google.com/amp/s/ushirotaro.hatenablog.com/entry/2019/03/24/215948%3famp=1






●その他

稀かもだが高圧コンデンサの経年劣化が原因で レンジが故障してる場合もあるようだ。その場合、交換。メーカーに在庫があれば電気屋になら販売?。

安い単機能レンジ買って、解体して抜き取るとか。


高圧ダイオードのショートが原因ならダイオードの交換。