鬱について考える。 | sekai

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シンプルがいい。

専門知識もないが考えます。

鬱と言ってもたくさんの種類や要因があるでしょうが、
その多数の中から一点だけもぎとって書き連ねます。

まず、理由があると思います。
その理由は一瞬の大きな傷かもしれませんし、直そうと努力したがいつまでもある小さな傷かもしれません。
あえて直すをチョイスしました。

何故か人が集まる人がいます。
何故か人に好かれる人でしょう。
真逆の人もいます。
理由はわからないが人に不快感を与えたり遠ざけられる人もいます。
色々本人は考える事でしょう。
自分の何が悪いのか。
それに気が付かない人が殆どでしょう。
ネットを見てもありきたりな事しか書いてない、人に好かれる為には必要な○個!とか、読み漁って実行しようにも出来ない人、出来てもやはり嫌われる人、
いらっしゃるのではないでしょうか。
もしかしたら、理由が見つからない解らないのでなく、理由が無いのかもしれません。
幽霊なんて信じませんが、人を引き寄せない何か見えないものが働いてるのかもしれません。
本人はそうも言ってられないでしょう。
皆と仲良く生きていきたいでしょう。
でも、理由が解りません。
何しても結局うまくいきません。

そうすると、殆どの人間は傷付くのを恐れるようになるでしょう。
仲良くしようと勇気を出したり好かれようと努力するが何をしてもダメ。
落ち込む。
自分を責める。
自分が嫌いになる。
傷付くのが辛い。

簡単な方法は逃げる事です。
人と関わらないようにする。
人と話さないようにする。
人のいない所にいる。
心許せる親や恋人とだけ向き合う。

そうすると狭い視野になっていく。
心も閉ざすようになっていく。
楽しみが少なくなっていく。
周りも離れていく。

逃げ場もなくなれば追いやられてしまう。
独りの世界に入り込む。

こらへんから鬱という名前が付けられていくような気がします。

ただ、自分が鬱だと思いたく無い。
そんな訳ない。
医者になんかかかりたくない。

そう思う人もいるはず。

人に媚びて、頭を下げて、後輩にも甘い顔して、自分の気持ちを押し殺して、相槌打ち続けて、
作り笑顔振りまいて、アピールもせず、辛い事にも耐えて、
そこまでしても人から嫌われる自分。
なんて惨めなんだ。
なんて情けないんだ。
なんて孤独なんだ。

自分自身も嫌いになる。


↑ここまでの状況になれば誰でも滅入りますし、鬱になるのでは?と思います。

鬱やコミュ障の人をバカにする方が多いですが、寧ろここまで追いやられても笑って立ち向かってる人は遥かにしっかりとした知性ある大人で素晴らしい人だったりするのでは。

面白いことも言えない、気の利いたセリフも言えない、ですが、人の為に泣ける人だったり正義感が強かったりするのではないでしょうか。

人の役に立ちたい、人に必要とされたい、
でも、実際は率先して手をあげる自分よりも、めんどくさがっている人に白羽の矢が立つ事も多く。
腐る自分、まだ頑張れると言い続ける自分。
格闘。
葛藤。
落ちる。

頑張り続けて落差を大きくするより、頑張らなくて落差を小さくしておきたい。
解ります。

さて、どうしていきましょうかね。