炎天下の都会に迷い込んだメロン熊。
おいしいメロンを求め札幌まで出没してしまった。
“メロンはどこだ~”
“おいしいメロンはどこだぁ~”
激しい暑さにみるみる体力が低下。
道もわからず迷子の迷子の大熊ちゃん。
住民はすぐさま非難。
しかし、この日の暑さにメロン熊の体力は限界だった・・・。
のどはカラカラ。
口が開けっ放しなため、のどが渇いて仕方ないのだ・・・。
このまま熱中症で死んでしまうのではないか。
弱ったメロン熊に誰もが息を呑んだ。
そこへ・・・
一人の少女かメロン熊に近寄ってきた・・・。
あっ、
危ない!!
周囲が見守る中・・・
奇跡は突然おこる!
なんと!!
少女が冷たい缶コーヒーを差し出したではないか!!!
この瞬間、
周囲の誰もが、勇気ある少女に感動し讃えた。
メロン熊と人間との共存共栄。
メロン熊が人類の前に姿を現して以来、初の缶コーヒーの差し入れだった。
少女の優しさに触れたメロン熊の目は、
いつもの増して赤かった・・・。