fine. | PajamaでHoliday

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しばらくお酒を断つことに決めました。

信濃川日出雄さんが描く「fine.」という漫画について今日は書きたいと思います。

スピリッツに連載している作品なのですが、あらすじは、
美大を卒業し、28になった今でも、アーティストを目指す上杉。
でも評価されない。それでも、自分を曲げない。
この作品のふとした台詞は自分の喉元をぐっと貫きます。

上杉が苦悩し、それでも進もうとする姿はとてもリアルです。

僕がある人に、この作品の説明をしたことがあります。
その人は、ただ一言、
「イタい。」
と言いました。


夢を追うこと、ある意味カッコいい事だけど、現在では陳腐で、ダサい夢見がちな
ただの現実逃避にしか見られないことも事実ですし、
そういうケースも多々あるのも現実でしょう。

でも、僕は言いたいです。
夢を追うことには、代償があります。
もちろん、人によって、あるいは夢の種類によって、
その代償の大きさや種類というのは異なると思います。

夢を追う、聞こえはかっこいいけど、その裏には多大な代償があります。
もし、その代償を支払う覚悟がある上で、
それでも追うのであれば、
僕はイタいとは思いません。

僕は研究者を目指していますし、今までそういった人たちを見てきました。
はっきり言って、食う寝るを惜しまずに何かをする事もありますし、
もし研究者になれなかったら、
就職すら覚束ない世界です。実際にそういう人を何人も目の当たりにしました。

それでもなろうとする人は僕はすごいと思いますし、
もちろん結局の所結果が出せなければ駄目なわけですから、
なれなければ評価することはできませんが、
それでもやはりすごいと思います。

そういった意味で、非常に主人公である上杉に共感してしまうのです。
そして上杉の苦悩は、ある意味でどの世界でもあることですし、
僕も似たような、といっては何ですが、事に悩まされたこともあります。

自分がある事を成し遂げたい、そう考えている人は、
是非fine.を読んでください。

何かが、変わると思います。

一応Amazon貼っておきます。

信濃川 日出雄
Fine. 2 (2)