2月に、英国ロンドンの高級ホテルで召し使いを殺害したサウジアラビア王室の王子に、ロンドンの裁判所が終身刑を言い渡したそうです。
同性愛者の王子が、バレンタインデーの夜、召し使いである黒人男性を殴ったり縛ったりした後に首を絞め殺害したそうなのですが、
王子は殺害後、事態の発覚を恐れ、母国に電話し隠ぺい工作を行っていたというから驚きです。
またロンドンでの裁判では、有罪判決を逃れるため「外交特権がある」と主張して対抗するも認められず、終身刑の判決が下されました。
サウジアラビアでは、王族が犯罪で厳罰を受けることはまずあり得ないそうで、
過去にも不可解な形で刑罰を逃れていた事もあり、
日ごろから王族へ強い不満を抱いていると言われているサウジの一般市民は、
今回の裁判への関心が高く、
多くの国民が心の中で歓声を上げているという事です。
この記事は、王制の先進国との違いには驚かされましたが、
殺害後の隠ぺい工作や裁判での有罪判決を逃れようとする態度など、
どこか押尾学と被るな・・・と思いました。
社会的立場や文化性などは違っても、自己中心的な人物が取る卑劣な行動と言うのは、万国共通なのでしょうね・・・。