早いもので、
パナソニックスタジアム吹田のLIVEから
丁度1ヵ月が経ちました。
 
 
再度感想を書こうと思いながら
目まぐるしく時が過ぎてしまいました。
 
 
とは言え、私の中では曖昧なまま
記憶も途切れ途切れなので
感想が上手く纏まらないというのが現状ですが・・
 
 
それでも、強く印象に残っている所は
備忘録としても書き記しておきたいと思います。
 
 
途切れた記憶を思い出し、繋ぎながら書いています。
 
(どこか間違いがあるかもしれません・・)汗
 

 

 

2022年10月16日

パナソニックスタジアム吹田

LOVE ALL SERVE ALL STUDIAM LIVE

(全てを愛し全てに仕えよ)

〜風の秋まつり〜

 

 

 

巨大スクリーンに映し出される風さんと

豆粒くらいの実物の風さん

 

両方を目で追いながら、終始

素晴らしいパフォーマンスに圧倒された2時間でした。

 

(正確には2時間弱ですが)

 

 

前回は、風さんがピアニストであることを

改めて認識させられたと書きました。

 

 

何だかいつもと違う

高貴なクラシックピアニストを思わせる

王子様のようにも見えました。

 

 

素晴らしい音色、なんと美しいことか・・

かつて聴いたことのないメロディを奏で、

それに続く楽曲は

ロンリーラプソディ」でした。

 

 

そして、ここに再び

セラピスト風 降臨!!

 

 

「再び」というのは、昨年秋

2021年9月4日の

日産スタジアム「Free LIVE」で初めて

風さんは「歌うセラピスト」と認識したからです。

 

 

 

10曲目の「ロンリーラプソディ」では

歌詞にもあるように

深呼吸 So'ham ソーハム

(すーはー)が入ります。

 

 

みんな同じ星♪

みんな同じ呼吸ー♪

 

すーはー

 

風さんは、ピアノを弾きながら

 

きれいなものだけ吸って―

ネガティブを吐き出してー

 

と何度となく繰り返します。

 

 

私たち3万5千人を緩めるように導き、

観客全員が一斉にすーはーするのです。

 

吸ってー

吐いてー

 

正にセラピスト風ここに在り!!

 

という感じでした。

 

(こんなことするアーティストって他にいたかなぁ?)

 

 

ロンリーラプソディ」は、特にonenessを感じ

私たちに優しく語りかけてくれるようです。

 

みんな同じ

みんな一つ

 

わたしたちは同じ星に生まれた同じ生命体

何も変わらないよ・・と。

 

 

こうして心地よい風ワールドに浸り・・

 

異次元の世界に牽引されているようでもあり・・

 

私にとっては多幸感を浴びる時空でもありました。

 

 

 

 

【セットリスト】

 

① 何なんw

② damn

③ へでもねーよ

MC

④ ガーデン

⑤ やば。

⑥ 優しさ 

MC

⑦ grace

(バンドメンバー紹介)

⑧ 帰ろう(レゲエVer.)

⑨ さよならベイベ

MC

piano

⑩ ロンリーラプソディ

⑪ それでは、

⑫ 青春病

saxophone

⑬ 死ぬのがいいわ

⑭ 燃えよ

⑮ きらり

⑯ まつり

MC

(16ダンサーズ紹介)

⑰ 旅路

 

 

 

 
2022/10/16のこの日
ピアニストであり、
歌うセラピストでもある
音楽家・藤井風を初めて生で体感したのですが、
 
やはり,Fujii Kazeのライブは
ただのライブではないということです。
 
 
人間・藤井風として
その肉体を通して、現代っ子である彼は
いかにも最前線の粋なリズムに乗せて
ダンサーを引き連れ,歌い踊り
 
いかにも現代っ子風な言葉を並べて
(例えば、歌詞でいうと
やばとかdamnとか、へでもねーよとか)
ビートの効いたリズミカルな楽曲を
私たちに届けてくれていますが、
 
どの曲も全て意味深い歌詞であって
 
自然にさらりと歌っているようで、
実は今世に生きる私たち人類にとって
とても大切なメッセージが込められてます。
 
 
♬♪♫♩♬
 
 
ちょっと遡って、昨年を振り返ってみます。
 
 
風さんを知ってからの1年半、
私も(ぴーちゃんと一緒に)理解しようと
それぞれの楽曲の意味、コアな部分を学んできました。
 
 
 
当初、彼がbillboardのインタビューで答えていたように
 
自分は天から降りてくるメッセージを伝えるただのツール
 
 
自分はただの道具であって、
降ってきた曲をシェアしているだけです。
SNSに投稿する感じで曲を出しているし、
ライブもその空間や自分の考えや自分ができることを
みんなとシェアするもんだと思うから、
その機会を与えられているだけで完成しています。
 
そして、さらに
 
なんかちょっと真面目すぎたり、
重かったりするメッセージをいかにゆるく、
軽く、カッコよく、カジュアルに
伝えられるかを意識している気がします。
 
 
と有言実行、今回も正に
風さんの真意を貫いて
作り上げたライブだったと思います。
 
 
 
billboardインタビュー記事はこちら

10年、20年先の長い目で考えた目標はありますか?

 

いい道具であり続けられる限りは

精いっぱい、いい道具であろうと思います。

この道具が錆びつかないように

お手入れしていこうと思っています。

自分をアップデートして、

いい楽器でいられるうちは、ずっと頑張りたいです。

 

と。

 

 
 
パナスタのこのLIVEを目の当たりにして、
私は直感的に思ったのです。
 
これは、日産スタジアムのリベンジ!?
 
 
風さんとずっずさんは、
昨年9月4日、本来であれば
7万2千人キャパの日産スタジアムに
コロナ禍で疲弊している子どもたちを
無料で招待するという通常では考えられないような
ライブを敢行しようとしていたわけです。
 
 
コロナ情勢が悪化した為、
それが叶わなかった。
 
実現したのは、広い芝生に
雨に濡れるピアノ1台のみの無観客ライブ。
 
 
観客ゼロの中、風さんは
たった一人で弾き語りパフォーマンスをしたのです。
 
 
私たちは、世界に発信された
YouTube生配信を固唾を呑んで見届けました。
 
 
 
その時のリベンジのようなライブを
私はいま体感しているのだ。
 
 
※リベンジというのは、広い会場を満席状態にして、バンドも導入して、盛大に賑やかに風さんのライブを開催すること。
(コロナで叶わなかったこと)
 
 
 
3万5千人で埋め尽くされたスタジアム
 
何という贅沢なライブなの!?
 
風さんと観客のスペースが狭い、近い。
こんな会場はまずないのでは?
 
巨大スクリーンも更に アートのような映像美。
 
私たちは目と耳で多幸感に包まれたのです。
 
 
 
 
なんだかとても大げさに聞こえるかもしれませんが、
こんなに幸福感の残るライブって
そうそうないと思います。
 
 
それは、風さんが発するメッセージを理解しているから
という原点にあるのかもしれませんが
 
それを直接受け取れるワタシで良かった!
 
と、自分勝手ながらに
幸福感に満たされ、浸れるのです。
 
 
(私、おかしなこと言ってるかも、ね?)笑
不快に感じる方はスルーしてくださいね。
 
 
風さんの持つ波動がそうさせるのか?
分かりませんが・・
 
おそらく皆さん同じ思いだったと思います。
 
 
 
 
最初は、1曲目の「何なんw」から
テンション爆上がりのノリノリ
ダンスしたくなる3 曲が続き、
 
初MC
よう来てくれました
こんな暑い大変な中、暑かったじゃろう?
のような・・(曖昧です)
リラックス感のある言葉にほっとしました。
 
 
あんなにカッコいいパフォーマーを見せつけておいて
ガラッと方言で自然体な風さんに戻るギャップが
何とも言えず、ピュアで可愛いのです。
 
 
 
4曲目の「ガーデン」からバラードで
ゆったり落ち着かせてくれた感じかな?
 
ガーデン」の時のバックスクリーンの映像が
正にまさに、ガーデンでした。
 
緑の中のカラフルなお花たちと。
 
 
綺麗なお花を愛でる巨大風さんの姿。
 
(下の方はプロジェクションマッピング?)
やさしいガーデンの世界観・・素敵な演出でした。
 
 
次の「やば。」では
ベンチがセッティングされていて、
2人のダンサーと共にパフォーマンス。
 
風さんはベンチに座ったり、
寝そべったりして、仰向け状態で
歌っていたのが印象的でした。

 

どんな姿勢でも、決して歌唱はぶれません。
 
 
 
 
そして7曲目の「grace」で初めて
1曲だけ撮影が許可されました。
 

風さんは言いました。

 

この曲は自由に感じてほしいなって思います

Feel freedam, be free, and feel the grace.

 

 

慌ててスマホを取り出して動画を撮り始めましたが、

どういう訳かズームにならず、途中で断念しました。

 

 

 

クーヘンさんのお写真をシェアさせていただきました。
 
 

 

私のお隣さんカップルは、最初から撮影はせずに

grace」の振付を踊ることに専念していたので

私も便乗して一緒に踊りました。

 

 
 
 
 
grace」が終わると風さんは
そろそろ携帯を閉まってもらおうかな
のような事を言い、すぐに次の曲
帰ろう」が始まりました。
 
 
ところが、聴いたことのないイントロ
何の曲か分かりませんでした。
 
レゲエ風「帰ろう」で驚きの1曲となりました。
 
 
あの死生観を歌った重厚感のある楽曲が
風の秋まつり」に相応しい
軽やかなレゲエMUSICに変身したのです。
  
 
流石、yaffleさんのアレンジ力に脱帽でした。
 
 
その後も明るい曲「さよならベイベ」が続き、
歌い終わると、再度MC
 
疲れたじゃろう
座ってええよ
 
 
いよいよ
ピアニスト&セラピスト風 登場。
 
 
前述しました10曲目の弾き語り
ロンリーラプソディ」で
セラピー、深呼吸(So’ ham)
 
吸ってー
吐いてー
 
会場全体が美しいエネルギーで満たされ
浄化されるようでした。
 
 
 
 
12曲目の「青春病」を歌った後
猛ダッシュでステージ袖にはけて行った風さん
 
早着替えを済ませたであろう
赤い衣装に変身した風さんが
サックスを吹きながら登場。
 
色気漂う本気モードのサックス演奏
 
これがもう本当に素晴らしかったのです。
圧巻のパフォーマンスでした。
 
今までに見たことのない風さんでした。
 
それについては、
以前の記事で書きましたので割愛します。
 
 
 
 
このサックスが13曲目の「死ぬのがいいわ」に繋がるのですが、
 
バックスクリーンがモノクロ映像に変わり、
巨大風さんが映し出されます。
手だけの振付で何かを表現しています。
 
 
後に公開されたのが、こちらの動画でした。

ですが、この時

私の席からは、歪んだ映像しか観れなかったのです。

 

 

後で分かったのですが、ステージ床から

複数のライトと、細長いスモークが上部に向かって

吹き上がっていた為、映像がぶれてしまったようです。

 

 

なので、Blu-rayが発売されたら

ここはしっかり確認したいと思います。

 

 

 

 

 

14曲目の「燃えよ」から

16曲目の「まつり」まではもう

火柱ボンボン、花火パンパン

クライマックスでボルテージ最高潮に達しました!!

 

 

燃えよ」では、ショルダ―キーボードを

肩にかけて演奏し、会場中エキサイティング!

高揚感MAXだったのではないでしょうか。

 

 

 

 

ご本人も舞い上がっていたの?か

15曲目「きらり」では歌詞を間違えたようです。

 

曲の間奏では、すっかりお馴染みになった

会場名「吹田ー、すいたー」を叫んでいました。

 

 

 

次の「まつり」で全員両手を上げて踊ると

超超盛り上がり、ヒートアップする中

風さんはいつの間にか天に召されるかのように

ゴンドラ?に乗って上昇していくのです。

 

 

この時点で、一体何が起きているのか?

理解不能なほどの情報過多で、目が

追いついていきません!!

 

 

その姿を、私は実物を見れていなくて

(花火の煙でよく見えなかったのかな?)

 

バックスクリーンに映る赤い服の人形のような

小さなキャラクターが、どんどん

高い位置に上がって行くのを

まるで幻想を見ているように凝視していました。

 

 

いえ、もう

それが何なのかよく分からずに

理解できないまま、ただただ呆然と

目が離せない状態だったのです。

ひたすら立ち尽くしていたのを覚えているだけです。

 

 

↑ステージ中央の天辺に風さん上昇

 

 

 

後日確認できたのが、

私と同じように、高所に上がって行く風さんを

全く見れなかった、知らなかったという方が

複数いらっしゃったことが分かりました。

 

 

 

まつり」の後にダンサー紹介

5階から数えたら16名いました。

一人ひとりの名前を大きな声で呼び上げました。

 

最後のMC

(うろ覚えですが)風さんは

スタッフ、運営関係者、観客、全ての方々に

感謝の気持ちを述べました。

 

全ての人に

感謝、感謝、感謝でしかありません

 

愛に生きる

これからも皆と一緒に

学び続けていきましょう

愛していきましょう

 

のようなメッセージだったと思います。

 

最後の曲「旅路

を歌って終わりになりました。

 

 

風さんは手を振りながらステージを駆け回り、

ありがとー

ありがとー

 

満面の笑みで最後のおもてなしをしてくれました。

 

両手を自分の身体に巻き付けて

エアハグ、ぎゅーっ!!

 

嬉しい嬉しいお別れでした。

 

 

 

こちらこそ本当にありがとう

幸せな時間をありがとう

あなたの愛にありがとう

 

多幸感に満たされて

感謝の気持ちが溢れました。

 

 

 

 

風さんは、音楽で愛を伝える

歌うセラピスト」でした。

 

 

 

 

私の拙い長文をお読みくださり

ありがとうございました。

 

 

 

I love you.

I love me.

I love all.

 

 

 

 

god bless us