8月13日深夜、ライジングサン・ロックフェスで
代打出演した藤井風さん。
全11曲中、6曲目の「帰ろう」は
「何なんw」の次に歌います。
~成瀬秀樹さんのレポより~
そして「帰ろう」が始まった。息を呑むほど美しいバラード。「死」について歌われていると思しい歌詞なのに、この歌を聴くたびに心の底から「生きる希望」が湧いてくる。いつか「またね」と言う日まで、いつか帰る日まで、ぼくたちは毎日を丁寧に生きなくてはいけないのだ。そんなメッセージをぼくはこの歌からいつももらっている。人を想うこと、人を愛すること。
圧倒的な感動に、ぼくはもう涙を拭うのはやめた。別にいいじゃないか。53歳だろうがなんだろうが、もうどうでもいい。涙は心が震えている証なのだ。流れるままにしておけ。ここまで来て、我慢する方が不自然だろう。
続いて、藤井風はまた我々を驚かせてくれる。「本当に素晴らしい曲なんだけど、難しい曲なんです」そんなことを言いながら、なんとKing Gnuの「Vinyl」を歌い出した。
いやーもー、あの日のことを
ピアノのぴーちゃん(風さんを教えてくれた友だち)と
話し出すと、もうもう
「もう本当に凄かったね!」
「あれは凄かったね!!」となります。笑
さて、
ライジングサンでの「帰ろう」ですが、
いつもとは違っていたんですね!!
原キーより半音下げてピアノを弾く、歌うという
何とも難しい演奏!パフォーマンス!!
音程変更・・
改めて聴くと、よく分かりますが
風さんは、いとも簡単にやってのけるので
素人の耳には中々わかりませんよね!?
高音の音域を下げて、喉の負担を軽減したのでしょう。
でも、ピアノでキーを変更するって至難の業ですよね!?
「帰ろう」の楽譜を見ると(by きたかみさん)
↓
スキル高くないと弾けない感じでしょうか!?
風さんのコードは複雑ですよね。
「帰ろう」については
Tomo-toneさんが解説してくださっています。
スムーズに弾いていらっしゃいますが・・
やはりハイスキルでないと出来ませんよね。
許可をいただいたのでシェアさせていただきますね!
聴いてみてくださいね♪
↓
この凄さよ!!!
風さんは、よく寝そべり配信でも
カヴァー曲など歌う時に「どのキーにしようかな?」と
手探り状態でキーを探すシーンがありますが、
これって本当に凄いことなんですよね!!
そうすることで、今回のフェスでは
本調子でない声帯を守っていたのだと思います。
それでも、10曲目の「きらり」で声が出なくなったのです。
もうね、その姿に私は泣きました。
~成瀬秀樹さんのレポより~
↓
そして、ついに。藤井風自身の代表曲「きらり」。待ちに待ったキラーチューン。そしてこの曲で「小さな事件」が起きる。
まずはワンコーラスをグッと感情を溜めこむように歌いはじめ、2番以降にオクターブ上のファルセット(裏声)で感情を爆発させる展開がこの曲のキモなのだが、そのファルセットがかすれてしまって、声が出ないのだ。
(中略)
間奏後の「落ちサビ」ではいつもと違うフレーズを弾き、咄嗟にいつもと違う歌い方を模索しはじめる。ささやくような歌い方をためしてみるがそれでも声が出ないことを察知したのか、普段以上のテンションで再びサビのメロディを歌い始める。が、最後まで声は戻って来ない。
しかしながら、我々観衆は、その「かすれたファルセット」に藤井風の真実の姿を見て、深く、深く、感動したのだ。彼は天才でも天使でもなく、音楽を心から愛し、不断の努力を重ねる一人の人間であること。彼は「完璧」なのではなくて「常に完璧であろうとする」のだ。その彼の姿勢にぼくたちは共感し、藤井風をますます好きになる。
と、感動のレポを残してくださっています。
備忘録のように書かせていただいていますが・・
(しつこくてすみません。)
こうして振り返ってみると、またあの日の感動が蘇ってきます。
10月9日スペシャTVで、どれだけ
風さんのシーンが放送されるか分かりませんが、
「帰ろう」の演奏の時、いつもと違うトーンの「帰ろう」をしっかり感じ取りたいと思います。
(「きらり」も、いつもとは違っています)
コロナ明けで全身全霊パフォーマンスを届けてくれた
風さんのステージをもう一度、観られることを楽しみにしています。
藤井風〜空だって感動して涙を流す〜
私の感想など♪
「帰ろう」って?
最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました