2007年J1最終節対清水戦
[得点]
鹿島 vs 清水
前半 1-0
後半 2-0
合計 3-0
---------------
[得点者]
○鹿島
20分 小笠原 満男
48分 本山 雅志
58分 マルキーニョス
今季17度目の鹿嶋遠征は朝の3時45分に起きるところから始まる。
前日はバイトのため、帰宅は午前0時20分。布団に入ったのは1時30分であったが翌日の試合に興奮してしまい時計は2時を回る。
寝たのは何時かは分からないけど、ほとんど眠れないまま朝を迎えた。
ACミランがUEFACLの決勝で白いアウェーユニフォームを着るように、自分にも応援の際のジンクスを大切にする。
前日に柳生のヨークベニマルでサントリー・ウーロン茶2リットル、紙パックのサントリーの伊右衛門(サントリーはスポンサーなんで・・・スポンサーは大切にしてます)、紙パックの紫の野菜ジュース、スナック菓子、チョコレートを買う。
そして試合の当日に風呂に入って、持って行くものの準備も当日に行う。
ほかにもいろいろあるけど、どれか一つでも欠けたら負ける気がしてしまう。
自分ルールみたいだけどね。
そして準備ができて5時08分に出発。
いつもは海岸沿いを車で走るが、この日は早朝ということもあり、国道6号を駆け抜ける。
午前7時15分、福島県の常磐富岡インターチェンジに到着。
その後も朝だったので順調に進むが、ここへきて眠気が現れはじめる。
でも、いわきあたりでいつものアントラーズステッカーを貼った車を見かけてテンションがあがる。
アントラーズステッカーを貼った車が増えはじめさらに燃える。
そして8時42分、茨城の日立南太田インターチェンジを越える。
お金を払うのがいつものオッチャンじゃなかったのが残念であった。
久慈川を越え那珂川を越えて、国道51号線へ。
ものすごく眠いのをなんとか周りを走るアントラーズサポーターのおかげで乗り越える。
水戸、大洗、鉾田をすぎてようやく鹿嶋市に入る。
カシマサッカースタジアムのB駐車場に車を止めてスタジアムの6ゲートを目指して歩き出したのが午前10時07分。試合開始4時間半前の事である。
開場1試合半前だというのにそこにはたくさんの人がいた。
久しぶりにホームで優勝のかかる試合。
開場まで孫氏の兵法を読んで待つ。
開場になって急いでいつもの場所へ。
やっぱり通路は空いていた。
そこに陣どり待つこと2時間半。
その頃にはゴール裏は隙間なく埋まっていた。
選手紹介のときにいつものチャントはなく、静かなまま。
試合開始まで胸の鼓動が鳴り響く。
事前に選手に他会場の経過は聞かさないということで、ボクらも試合に集中するため、選手に伝わらないようにするために携帯は使わないようにした。
選手入場。ようやく溜めていた声を出す。
先発は現段階のベストメンバー。
21 曽ケ端 準
2 内田 篤人
3 岩政 大樹
4 大岩 剛
22 石神 直哉
15 青木 剛
40 小笠原 満男
10 本山 雅志
8 野沢 拓也
18 マルキーニョス
9 田代 有三
久々のタイトルを決める試合が開始する。
序盤は清水ペース。
フェルナンジーニョ、藤本のドリブルは驚異で、さらに右サイドには市川。
その選手たちにうまく回されるも、危ない場面を作らせることはなかった。
すると前半19分、石神のクロスを合わせようとしたマルキを相手が倒してしまう。
審判が笛を吹いて駆け寄る。前節のことがあったのでシミュレーションを取られたかと思ったが、正真正銘のPK!
これを前半20分、ここ一番に強い小笠原が左サイドネットに突き刺しアントラーズ先制!!
ここで、クライフ率いるオランダがワールドカップで西ドイツから先制点を奪うも逆転を許してしまったことが頭をよぎる。
早い段階で先制して守りきれるのか!?
そんなことをいい意味で裏切ってくれた。
先制して落ち着きを取り戻したアントラーズの選手たち。
そして前半は惜しい場面が何度かあったがこのまま終了。
ハーフタイムなんかサポーターになく叫び続けるボクたち。
後半に入っても、僕たちの声が力になってくれているかのようにアントラーズペースは続く。すると後半3分、左サイドからのコーナーキックを相手ディフェンダーがクリア。それを野沢が拾いに行くがまたしてもクリア。
そのクリアが中途半端になり、ボールは本山の正面へ。
それをダイレクトシュートし、そのまま突き刺さる!!!追加点!!その距離30メートルくらい!
さらに後半13分、ゴール前で相手のパスを曽ヶ端がクリア。これを受ける田代。二人を引き付けてマルキにパスを出す。
キープしてから放ったシュートはキーパーの手に当たるもゴールネットを揺らす!
ここからも安定した試合運びを見せる鹿島。
交代出場のヤナギ、興梠、遠藤も自分たちの役割を見事にこなしてくれた。
交代された選手たちはいつもだったら監督と握手だけだったけど、この日は熱い抱擁。
今思えば他会場の経過を監督知ってたろ!
あの時は気合い入ってんなって思っただけだけどさ。
そしてそのまま試合は終了間際。
なんとか勝って9連勝だ!で?って思ってたら、
監督をはじめ、スタッフ、ベンチ入りしてない選手までもが肩を組んでめっちゃピッチに並んでるのが見えた。
そして終了。監督がピッチを走り回るのを見る。
それで僕たちは優勝を確信した。
周りと確認しあって喜んでたら電光掲示板に浦和の試合が映る。
まだ終わってなかった・・・・
でも浦和は負けてて選手は泣きまくってて、優勝は決まってなかったけど、久しぶりにJリーグチャンピオンになったときにしか歌わないチャントを歌って。
僕たちは半泣き状態。
そして終了を告げる音のあとに歓声があがった。
鹿島アントラーズが優勝をきめた、10冠を決めた瞬間だった。
そのときに、今まで悔しかったことを思い出したら涙が思いっきりでてきて。
すごくいい雰囲気の中にいた自分はここにいて良かったと改めて思った。
諦めた優勝をたぐりよせてしまった監督、選手、スタッフ、サポーターが勝ち取った優勝だったと思う。
そのあとのシャンパンファイトや胴上げも最高でした!!
さらに友達の家で飲んだ祝杯は格別でした!
ありがとうアントラーズ!!!
感動をありがとう!!
嬉しすぎて翌日のスポーツ新聞を買いまくったぜ!
で記事みてまた泣いたぜ!
嬉し泣きするなんて考えられなかったけど、本当にするもんだね!
優勝ムードはこのくらいにして。
そして僕たちはこれから天皇杯をとりに行かなきゃね!
明日は甲府戦。
相手は監督のためにかなり強い力を出してくるでしょう。
でも俺たちは11冠を目指して戦うぜ!
勝つぞ!アントラーズ!!
[得点]
鹿島 vs 清水
前半 1-0
後半 2-0
合計 3-0
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[得点者]
○鹿島
20分 小笠原 満男
48分 本山 雅志
58分 マルキーニョス
今季17度目の鹿嶋遠征は朝の3時45分に起きるところから始まる。
前日はバイトのため、帰宅は午前0時20分。布団に入ったのは1時30分であったが翌日の試合に興奮してしまい時計は2時を回る。
寝たのは何時かは分からないけど、ほとんど眠れないまま朝を迎えた。
ACミランがUEFACLの決勝で白いアウェーユニフォームを着るように、自分にも応援の際のジンクスを大切にする。
前日に柳生のヨークベニマルでサントリー・ウーロン茶2リットル、紙パックのサントリーの伊右衛門(サントリーはスポンサーなんで・・・スポンサーは大切にしてます)、紙パックの紫の野菜ジュース、スナック菓子、チョコレートを買う。
そして試合の当日に風呂に入って、持って行くものの準備も当日に行う。
ほかにもいろいろあるけど、どれか一つでも欠けたら負ける気がしてしまう。
自分ルールみたいだけどね。
そして準備ができて5時08分に出発。
いつもは海岸沿いを車で走るが、この日は早朝ということもあり、国道6号を駆け抜ける。
午前7時15分、福島県の常磐富岡インターチェンジに到着。
その後も朝だったので順調に進むが、ここへきて眠気が現れはじめる。
でも、いわきあたりでいつものアントラーズステッカーを貼った車を見かけてテンションがあがる。
アントラーズステッカーを貼った車が増えはじめさらに燃える。
そして8時42分、茨城の日立南太田インターチェンジを越える。
お金を払うのがいつものオッチャンじゃなかったのが残念であった。
久慈川を越え那珂川を越えて、国道51号線へ。
ものすごく眠いのをなんとか周りを走るアントラーズサポーターのおかげで乗り越える。
水戸、大洗、鉾田をすぎてようやく鹿嶋市に入る。
カシマサッカースタジアムのB駐車場に車を止めてスタジアムの6ゲートを目指して歩き出したのが午前10時07分。試合開始4時間半前の事である。
開場1試合半前だというのにそこにはたくさんの人がいた。
久しぶりにホームで優勝のかかる試合。
開場まで孫氏の兵法を読んで待つ。
開場になって急いでいつもの場所へ。
やっぱり通路は空いていた。
そこに陣どり待つこと2時間半。
その頃にはゴール裏は隙間なく埋まっていた。
選手紹介のときにいつものチャントはなく、静かなまま。
試合開始まで胸の鼓動が鳴り響く。
事前に選手に他会場の経過は聞かさないということで、ボクらも試合に集中するため、選手に伝わらないようにするために携帯は使わないようにした。
選手入場。ようやく溜めていた声を出す。
先発は現段階のベストメンバー。
21 曽ケ端 準
2 内田 篤人
3 岩政 大樹
4 大岩 剛
22 石神 直哉
15 青木 剛
40 小笠原 満男
10 本山 雅志
8 野沢 拓也
18 マルキーニョス
9 田代 有三
久々のタイトルを決める試合が開始する。
序盤は清水ペース。
フェルナンジーニョ、藤本のドリブルは驚異で、さらに右サイドには市川。
その選手たちにうまく回されるも、危ない場面を作らせることはなかった。
すると前半19分、石神のクロスを合わせようとしたマルキを相手が倒してしまう。
審判が笛を吹いて駆け寄る。前節のことがあったのでシミュレーションを取られたかと思ったが、正真正銘のPK!
これを前半20分、ここ一番に強い小笠原が左サイドネットに突き刺しアントラーズ先制!!
ここで、クライフ率いるオランダがワールドカップで西ドイツから先制点を奪うも逆転を許してしまったことが頭をよぎる。
早い段階で先制して守りきれるのか!?
そんなことをいい意味で裏切ってくれた。
先制して落ち着きを取り戻したアントラーズの選手たち。
そして前半は惜しい場面が何度かあったがこのまま終了。
ハーフタイムなんかサポーターになく叫び続けるボクたち。
後半に入っても、僕たちの声が力になってくれているかのようにアントラーズペースは続く。すると後半3分、左サイドからのコーナーキックを相手ディフェンダーがクリア。それを野沢が拾いに行くがまたしてもクリア。
そのクリアが中途半端になり、ボールは本山の正面へ。
それをダイレクトシュートし、そのまま突き刺さる!!!追加点!!その距離30メートルくらい!
さらに後半13分、ゴール前で相手のパスを曽ヶ端がクリア。これを受ける田代。二人を引き付けてマルキにパスを出す。
キープしてから放ったシュートはキーパーの手に当たるもゴールネットを揺らす!
ここからも安定した試合運びを見せる鹿島。
交代出場のヤナギ、興梠、遠藤も自分たちの役割を見事にこなしてくれた。
交代された選手たちはいつもだったら監督と握手だけだったけど、この日は熱い抱擁。
今思えば他会場の経過を監督知ってたろ!
あの時は気合い入ってんなって思っただけだけどさ。
そしてそのまま試合は終了間際。
なんとか勝って9連勝だ!で?って思ってたら、
監督をはじめ、スタッフ、ベンチ入りしてない選手までもが肩を組んでめっちゃピッチに並んでるのが見えた。
そして終了。監督がピッチを走り回るのを見る。
それで僕たちは優勝を確信した。
周りと確認しあって喜んでたら電光掲示板に浦和の試合が映る。
まだ終わってなかった・・・・
でも浦和は負けてて選手は泣きまくってて、優勝は決まってなかったけど、久しぶりにJリーグチャンピオンになったときにしか歌わないチャントを歌って。
僕たちは半泣き状態。
そして終了を告げる音のあとに歓声があがった。
鹿島アントラーズが優勝をきめた、10冠を決めた瞬間だった。
そのときに、今まで悔しかったことを思い出したら涙が思いっきりでてきて。
すごくいい雰囲気の中にいた自分はここにいて良かったと改めて思った。
諦めた優勝をたぐりよせてしまった監督、選手、スタッフ、サポーターが勝ち取った優勝だったと思う。
そのあとのシャンパンファイトや胴上げも最高でした!!
さらに友達の家で飲んだ祝杯は格別でした!
ありがとうアントラーズ!!!
感動をありがとう!!
嬉しすぎて翌日のスポーツ新聞を買いまくったぜ!
で記事みてまた泣いたぜ!
嬉し泣きするなんて考えられなかったけど、本当にするもんだね!
優勝ムードはこのくらいにして。
そして僕たちはこれから天皇杯をとりに行かなきゃね!
明日は甲府戦。
相手は監督のためにかなり強い力を出してくるでしょう。
でも俺たちは11冠を目指して戦うぜ!
勝つぞ!アントラーズ!!