J1第32節対柏レイソル戦

[得点]
鹿島 vs 柏
前半 1-0
後半 0-0
合計 1-0
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[得点者]
○鹿島
42分 船山 祐二

上位陣の足踏みにより、優勝の可能性が再燃したアントラーズは、ホームに柏レイソルを迎える。

アントラーズはこの試合、小笠原が出場停止、篤人・興梠が五輪代表で不在という苦しい状況で、ボランチでのスタメンが濃厚であった中後が木曜の練習で怪我を負ってしまい、増田は怪我明けだったため、スタメンにはルーキーの船山が名を連ねた。

対する柏も、数人の選手が不在で総力戦と言うにふさわしい戦いであった。

前半はアントラーズが攻め、柏が引いて守るという感じ。

マルキが裏へ抜け出すもハンドを犯したり、本山がキーパーと一対一になる場面、新井場の左足からの推定25メートルのロングシュートもキーパーに阻まれチャンスを逸す。

対する柏もロングシュートを放つも守護神曽ヶ端の手に当たりポストを叩く。

小笠原のキックという飛び道具のないセットプレーからの点はないものだと思われた前半42分、相手ディフェンスの痛恨のハンドにより右サイドのペナルティエリアとコーナーの間からフリーキック。

田代が競るも後方に流れてしまうが、本山が拾い左足でシュート。

そのボールが「来ることを予想していた」という船山の足元に流れ、そのままダイレクトシュート。

後方からの難しいボールだったがゴールに流し込む。アントラーズ先制!


後半はどちらも決め手を欠く。

アントラーズは青木のロングシュート、ダニーロのボレーがあったが決められない。

柏もチャンスらしいチャンスが決められない。

後半終了間際にダニーロが退場してしまったが相手も交代枠を使い切った後でディフェンスが怪我でピッチからいなくなり、影響なく逃げ切り勝利!!

何とか優勝への可能性をのこした。


そして次節は首位の浦和戦。
ダニーロ、石神が出場停止であり、篤人・興梠が五輪帰りと厳しい状況に変わりはない。

ただ、勝つ以外に優勝の可能性は無い。


とにかく浦和に勝って最終節に繋げよう!


勝て勝てアントラーズ!!!