J1第26節対アルビレックス新潟戦。

残り9試合で首位との勝ち点差は10。

鹿嶋の街は暑くなっていた。

前半3分、ボールを受けた新潟の選手が岩政と小笠原を振りきりシュート。

ネットを揺らす。0-1。


しかしその日のアントラーズは違う。

マルキのシュートでゴールこそならなかったが悪い流れを断ち切る。

そして前半11分、新井場がフリーで走りこんでいた小笠原にクロスを入れる。

それを折り返し、田代がダイレクトボレー!

見事にネットを揺らす!1-1の同点!

田代にマークがついていたし、ゴール前にもディフェンスは何人かいたが、サイドチェンジからダイレクトで中に入れたので、ディフェンスは足が完全に止まっていた。

その数分後、マルキが倒されて笛がなる。しかし、マルキのハンドをとった笛だった。

そのフリーキックから新潟の選手がヘッドで合わせてネットを揺らすがオフサイド。

曽ヶ端がめっちゃキレてた。

とっさにディフェンス陣が話し合いを始めるくらいだった。

危ない場面はそこまでで、あとはほとんどアントラーズペースで試合が進む。

そして前半33分、篤人の右からのクロスを田代が超低空ダイビングヘッド!左サイドネットに決め2-1と逆転!

前半はそのまま終了。

何度も審判はマルキが倒されてもノーファールと見てしまった。

後半もアントラーズペース。

マルキがキープして倒されたけどノーファール。

ファールだと思ったのかディフェンスと田代の足が止まる。

しかし、基本中の基本、笛がなるまでプレーを続けた野沢が左足でのシュートが逆サイド側のネットに突き刺さる!

これで3-1!


これからの時間も追加点こそなかったものの終始アントラーズペースで試合は進んだ。


このまま終わるかと思ったがロスタイムにFWと接触した曽ヶ端が、倒れたあとに蹴りを入れて退場。故意かそうじゃないかは分からない。身体を曽ヶ端にぶつけにいった相手のFWには何もなし。

そのあと興梠が足をかけられてもダニーロが足をかけられてもノーファール。

そりゃペットボトルも投げられますよ。

そして最後には相手が興梠を完全につかんで自分から倒れたのに興梠のファールに。


審判がこの試合では主役になってしまい、すごく後味の悪いおわりかたであった。

試合が終わり、ヒーローインタビューは田代だったが、終わったあとにサポーターズシートに来て言った。(うろ覚えだけど)


「今日は応援ありがとうございました。この前は不甲斐ない試合をしてしまってすいません。これからの試合は全部勝つつもりでやるんで応援をお願いします。」


こんなこと言われなくても応援はするけど、やっぱり言われたほうがうれしい!

次はアウェーで対サンフレッチェ広島戦!

とにかく勝ってください!!!