木琴の音が頭の中で響いている。


もうだいぶ前のことだったけど、

そのメロディーは消すことができない音であって、

ぼーっとしているとそのメロディーに再会する。


木琴しか見えてない日があった。


木琴の音しか聞いてない時間があった。


ただ、木琴はだいぶ見ていない。


なんであんな音が出てたか不思議で仕方なかったけど、

忙しい日々の中では考えなかった。


できることならもう一度だけ、

笛と木琴とピアノの演奏をしたいなぁ。


そのときはこの頭痛もきっとおさまっているだろうから。

2008/11/16 更新
タイトルはまたしても「もうひとりの私」から