11/02(日)
第88回 天皇杯全日本サッカー選手権大会 4回戦
---------------
[得点]
鹿島 vs 国士舘大学
前半 1-1
後半 1-1
延前 0-0
延後 0-0
合計 2-2
PK 3-0
---------------
[得点者]
○鹿島
43分 ダニーロ
74分 マルキーニョス
●国士舘大学
39分 高橋 大
59分 天野 恒太
アントラーズ公式マッチレビューはこちら
【第88回天皇杯4回戦 鹿島 vs 国士舘】レポート:番狂わせまであと一歩! 国士舘大がJ1首位の鹿島を相手にPK戦までもつれる大接戦を演じる[ J's GOAL ]
11/04更新
この試合中、自分は例によってバイトの日で、
メールが来るたびにソワソワしてしまいました。
この結果は予想してませんでしたし、二回も先行されたため、
本気でヤバイと思いました。
最悪の事態は免れたので良かった。。。
試合内容は今季ワーストな気がします。
スタメンは、いつものメンバーから本山とマルシーニョが入れ替わっただけというものでした。
本山はこの前の試合での怪我の影響で欠場でした。
まず、前半。
国士舘大学のプレスは、かなりのスピード。
ただ、いなせないレベルじゃなかったんですが、立ち上がりがかなり悪かった。
前半だけでなく試合全体を通してパスミスが多すぎました。
特に、ダニーロがひどかった。
あとは岩政。
中盤もしくはFWでキープできずにディフェンスラインでボールを持つことが多かったのですが、
前線にロングボールを出しても全く通らず。
かなりの割合でカットされていました。
自分達でミスしてリズムを崩している、といったところ。
最初、パスミスが多いのは国士舘のプレスのせい?と思ってましたが、
ほとんど、選手のコンディションのような・・・・・
前半はかなりバタバタしていて、
パスが浮いたり、パス出しても通らない、ドリブルもいまいち。
判断がほとんどの場面で遅れていて、球際が弱く、危険な場面をかなり作られました。
国士舘が弱いって訳ではありませんが、この試合はアントラーズが悪かった。
ダメすぎたね。
頼みのマルキや、篤人さえもコントロールミスが多く、そこで取られる場面が目立ちました。
そして前半に1失点。
失点の場面は国士舘の選手のシュートもうまいけど、
結局はパスミスで余裕無くなってバックパス
↓
曽ヶ端、キックミス
↓
カットされてつながれて失点
という感じ。
その後すぐにセットプレーから同点に追いつけたのは良かったとは思う。
後半。
全体的にプレーは雑なままでした。
後半開始してマルシーニョを注意してみていましたが、
やはりいまいちというよりもダメダメ!というほうが合っています。
前半にものすごい得点チャンスを外したからってのもあるけど、
マルシーニョはあまりアントラーズでは活躍できないと思う。
ドリブルにもパスにもシュートにも光るものが無い。
助っ人ならどれかは突出してないとね。
スピードがちょっとある程度。
ダニーロとの併用は、どっちも守備時に帰ってこない同士なので、もう見たくない部類に入ります。
マルキと興梠のコンビは後半に入って息が合いはじめましたが、
全体に連動性は見られず。
そうこうしているうちに2失点目。
ダニーロのロストから持ち込まれて失点。
岩政のところで何とかストップして欲しかった。
というか、ダニーロは完全にダメーロでした。
6、7割はボールロストしてたんじゃないかっていうほどの悪さ。
ダニーロのキープは完全に影を潜めていました。
コンディション不良なのかな?
失点してからの時間帯は非常に危険なものでしたね。
ボールを落ち着かせられずにバタバタしていて。
その後、野沢が入ってちょっとリズムが出ました。
ってか最初から野沢がスタメンでよかったと思うんだよね~
ただ、それでも一対一は弱いまま。
さらにつなげない。
完全に泥沼にはまってました。
この後、田代も投入されましたが、田代は難しいことをしすぎで、
周囲とまったく息が合ってませんでした。
決定的な場面も足が届かないし。
終盤、なんとかマルキが獲得したPKをマルキが決めて、何とか最悪の状況は免れました。
延長戦。
さすがにこの時間になると、疲労からか相手のプレスは弱まりました。
ただ、うまくチャンスを作っても決めきれず。
そしてちょいちょいカウンターを受ける場面もありましたね。
そこは延長からセンターバックに入った青木が防ぎましたが。
延長後半からようやくいつものアントラーズっぽくなりました。
ただ、マルキもダニーロもかなり消耗していて、
この二人のどちらかでボールを取られてました。
結局、そのまま終了してPK戦。
曽ヶ端が国士舘のPKを3人シャットアウトし、アントラーズのキッカーはきっちり決めて終了。
辛くも勝利し、5回戦へと駒を進めました。
それでは選手のコメント
【第88回天皇杯4回戦 鹿島 vs 国士舘】試合終了後の各選手コメント[ J's GOAL]
●新井場徹選手(鹿島):
「なんも言うことない…」
●興梠慎三選手(鹿島):
「自分たちのサッカーができなかった。やりづらさはありませんでした」
●曽ヶ端準選手(鹿島):
(PK戦は?)
「向こうも疲れていた。うしろのサポーターのプレッシャーも感じていただろうし。(止められたのは)予想だったり、要素はいろいろあります」
●中後雅喜選手(鹿島):
「もっと連動性を持ってサイドから行かないといけなかった。こういう相手だと真ん中から行けるという勘違いがある。それに気がつくのが遅かった。自分たちで打開したいという気持ちはあるんだろうけど、優勝を狙うチームとしてチームの決まりがある。F東京戦もそうだったけどもうちょっと落ち着いて後ろで回したかった。相手が前から来たからといって、うちもカウンターでいくことはない。うちは組み立てていくチーム。相手に合わせることはないと思う」
●岩政大樹選手(鹿島):
「情けない試合をした。いろいろな場面で油断というか、パスも取られてもなんとかなるというパスが多かった。相手に対しても自分に対しても挑めなかった。相手にワシントンやエメルソンがいるわけではないし、こういう相手にやりづらいと言っていては鹿島のユニホームは着れない。
(Q:F東京戦から、自分たちのサッカーができずにいるが?)
守備から入りたいところで、相手がクリアしてくるので前から行けずにいる。後ろから組み立てる部分で、(小笠原)満男さんがいなくなってから露呈した。タッチ数も多いし、距離も遠い。距離が遠いからタッチ数が多いのかもしれないが、それはわからない。
(Q:新潟、大分とそうした戦い方をしてくるかもしれない相手が続くが?)
野沢が入ってテンポが上がった。良い要素もあった」
やはり選手も反省するような内容だったみたいです。
野沢が入ってリズムが出たと感じたのは選手も同じだったみたいですね。
つづいて監督。
【第88回天皇杯4回戦 鹿島 vs 国士舘】オズワルド オリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
●オズワルド オリヴェイラ監督(鹿島):
Q:鹿島にとって精神的に難しい試合だったかもしれませんが、ここまで苦戦すると予想していましたでしょうか?それと苦戦の原因はどこにあると考えておりますでしょうか?
「まず試合が難しい、あるいは拮抗した試合になるとか簡単な試合になるというのは、やってみないとわからない部分であって、予想は予想で実際は違います。去年もヴァンフォーレ甲府戦だったりHondaFC戦だったり、延長戦で競り勝っていました。この大会を戦う上での難しさは存在すると思うし、そのなかで最後まで集中してできたのではないかと思います」
Q:PK戦になったのは相手の気迫がすごかったのか、それとも鹿島が相手はアマチュアだということでいつもほどの気合いで戦えなかったのでしょうか?
「まず、彼らの戦いというのを讃えたいと思います。彼らにとっては天皇杯という大会がアマチュアの世界ではトップを目指せる、あるいはそこを目指して年間を戦っているわけです。この試合における準備というのものも彼らの頑張りを見れば、意気込みや気持ちも伝わってきたと思います。同時に、我々が見下したという見方があるかと思いますが、そうではなくてずっとこの試合に向けての準備を話してきましたし、簡単な試合ではない、簡単な戦いではない、簡単な大会ではない、と言いました。それぞれのチームがかける気持ちというのがあって、それに対する敬意は払わなくてはいけません。それはなにかというと、我々がJリーグのチームとやるときのように同じような気持ちでやることが大事だということを話しました。しかし、残念ながらピッチに立った11人のなかで数名はそれだけの気持ちをしっかり持っていなかった部分がありました。90分、あるいはそれ以上の時間で集中、注意力、アグレッシブさ、我々がいつも持っている約束を実行に移そうというなかで、数名はそういう部分を持っていなかったのが残念な部分として残りました」
前の記事にも書きましたが、相手は失うものが無い。
そして鹿島には負けられないプレッシャーがある。
そのなかでやるのは非常に難しいですからね。
そんな感じのことを監督も感じていたと思うので、それほど悲観しているわけではなさそうですね。
結果は勝ちました。
内容は別にして、結局今年は他の試合でも大番狂わせは起きませんでしたし。
とにかく勝ってよかったですが、
これで反省するところは反省して、
またリズミカルなサッカーを展開して欲しいです。
次は今週末にリーグ・新潟戦。
3週連続でホームでできるというのは大きい。
ホームで連勝といきましょう!!
ひとつひとつ勝って首位でい続けたい!!
頑張れ、アントラーズ!!
第88回 天皇杯全日本サッカー選手権大会 4回戦
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[得点]
鹿島 vs 国士舘大学
前半 1-1
後半 1-1
延前 0-0
延後 0-0
合計 2-2
PK 3-0
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[得点者]
○鹿島
43分 ダニーロ
74分 マルキーニョス
●国士舘大学
39分 高橋 大
59分 天野 恒太
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【第88回天皇杯4回戦 鹿島 vs 国士舘】レポート:番狂わせまであと一歩! 国士舘大がJ1首位の鹿島を相手にPK戦までもつれる大接戦を演じる[ J's GOAL ]
11/04更新
この試合中、自分は例によってバイトの日で、
メールが来るたびにソワソワしてしまいました。
この結果は予想してませんでしたし、二回も先行されたため、
本気でヤバイと思いました。
最悪の事態は免れたので良かった。。。
試合内容は今季ワーストな気がします。
スタメンは、いつものメンバーから本山とマルシーニョが入れ替わっただけというものでした。
本山はこの前の試合での怪我の影響で欠場でした。
まず、前半。
国士舘大学のプレスは、かなりのスピード。
ただ、いなせないレベルじゃなかったんですが、立ち上がりがかなり悪かった。
前半だけでなく試合全体を通してパスミスが多すぎました。
特に、ダニーロがひどかった。
あとは岩政。
中盤もしくはFWでキープできずにディフェンスラインでボールを持つことが多かったのですが、
前線にロングボールを出しても全く通らず。
かなりの割合でカットされていました。
自分達でミスしてリズムを崩している、といったところ。
最初、パスミスが多いのは国士舘のプレスのせい?と思ってましたが、
ほとんど、選手のコンディションのような・・・・・
前半はかなりバタバタしていて、
パスが浮いたり、パス出しても通らない、ドリブルもいまいち。
判断がほとんどの場面で遅れていて、球際が弱く、危険な場面をかなり作られました。
国士舘が弱いって訳ではありませんが、この試合はアントラーズが悪かった。
ダメすぎたね。
頼みのマルキや、篤人さえもコントロールミスが多く、そこで取られる場面が目立ちました。
そして前半に1失点。
失点の場面は国士舘の選手のシュートもうまいけど、
結局はパスミスで余裕無くなってバックパス
↓
曽ヶ端、キックミス
↓
カットされてつながれて失点
という感じ。
その後すぐにセットプレーから同点に追いつけたのは良かったとは思う。
後半。
全体的にプレーは雑なままでした。
後半開始してマルシーニョを注意してみていましたが、
やはりいまいちというよりもダメダメ!というほうが合っています。
前半にものすごい得点チャンスを外したからってのもあるけど、
マルシーニョはあまりアントラーズでは活躍できないと思う。
ドリブルにもパスにもシュートにも光るものが無い。
助っ人ならどれかは突出してないとね。
スピードがちょっとある程度。
ダニーロとの併用は、どっちも守備時に帰ってこない同士なので、もう見たくない部類に入ります。
マルキと興梠のコンビは後半に入って息が合いはじめましたが、
全体に連動性は見られず。
そうこうしているうちに2失点目。
ダニーロのロストから持ち込まれて失点。
岩政のところで何とかストップして欲しかった。
というか、ダニーロは完全にダメーロでした。
6、7割はボールロストしてたんじゃないかっていうほどの悪さ。
ダニーロのキープは完全に影を潜めていました。
コンディション不良なのかな?
失点してからの時間帯は非常に危険なものでしたね。
ボールを落ち着かせられずにバタバタしていて。
その後、野沢が入ってちょっとリズムが出ました。
ってか最初から野沢がスタメンでよかったと思うんだよね~
ただ、それでも一対一は弱いまま。
さらにつなげない。
完全に泥沼にはまってました。
この後、田代も投入されましたが、田代は難しいことをしすぎで、
周囲とまったく息が合ってませんでした。
決定的な場面も足が届かないし。
終盤、なんとかマルキが獲得したPKをマルキが決めて、何とか最悪の状況は免れました。
延長戦。
さすがにこの時間になると、疲労からか相手のプレスは弱まりました。
ただ、うまくチャンスを作っても決めきれず。
そしてちょいちょいカウンターを受ける場面もありましたね。
そこは延長からセンターバックに入った青木が防ぎましたが。
延長後半からようやくいつものアントラーズっぽくなりました。
ただ、マルキもダニーロもかなり消耗していて、
この二人のどちらかでボールを取られてました。
結局、そのまま終了してPK戦。
曽ヶ端が国士舘のPKを3人シャットアウトし、アントラーズのキッカーはきっちり決めて終了。
辛くも勝利し、5回戦へと駒を進めました。
それでは選手のコメント
【第88回天皇杯4回戦 鹿島 vs 国士舘】試合終了後の各選手コメント[ J's GOAL]
●新井場徹選手(鹿島):
「なんも言うことない…」
●興梠慎三選手(鹿島):
「自分たちのサッカーができなかった。やりづらさはありませんでした」
●曽ヶ端準選手(鹿島):
(PK戦は?)
「向こうも疲れていた。うしろのサポーターのプレッシャーも感じていただろうし。(止められたのは)予想だったり、要素はいろいろあります」
●中後雅喜選手(鹿島):
「もっと連動性を持ってサイドから行かないといけなかった。こういう相手だと真ん中から行けるという勘違いがある。それに気がつくのが遅かった。自分たちで打開したいという気持ちはあるんだろうけど、優勝を狙うチームとしてチームの決まりがある。F東京戦もそうだったけどもうちょっと落ち着いて後ろで回したかった。相手が前から来たからといって、うちもカウンターでいくことはない。うちは組み立てていくチーム。相手に合わせることはないと思う」
●岩政大樹選手(鹿島):
「情けない試合をした。いろいろな場面で油断というか、パスも取られてもなんとかなるというパスが多かった。相手に対しても自分に対しても挑めなかった。相手にワシントンやエメルソンがいるわけではないし、こういう相手にやりづらいと言っていては鹿島のユニホームは着れない。
(Q:F東京戦から、自分たちのサッカーができずにいるが?)
守備から入りたいところで、相手がクリアしてくるので前から行けずにいる。後ろから組み立てる部分で、(小笠原)満男さんがいなくなってから露呈した。タッチ数も多いし、距離も遠い。距離が遠いからタッチ数が多いのかもしれないが、それはわからない。
(Q:新潟、大分とそうした戦い方をしてくるかもしれない相手が続くが?)
野沢が入ってテンポが上がった。良い要素もあった」
やはり選手も反省するような内容だったみたいです。
野沢が入ってリズムが出たと感じたのは選手も同じだったみたいですね。
つづいて監督。
【第88回天皇杯4回戦 鹿島 vs 国士舘】オズワルド オリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
●オズワルド オリヴェイラ監督(鹿島):
Q:鹿島にとって精神的に難しい試合だったかもしれませんが、ここまで苦戦すると予想していましたでしょうか?それと苦戦の原因はどこにあると考えておりますでしょうか?
「まず試合が難しい、あるいは拮抗した試合になるとか簡単な試合になるというのは、やってみないとわからない部分であって、予想は予想で実際は違います。去年もヴァンフォーレ甲府戦だったりHondaFC戦だったり、延長戦で競り勝っていました。この大会を戦う上での難しさは存在すると思うし、そのなかで最後まで集中してできたのではないかと思います」
Q:PK戦になったのは相手の気迫がすごかったのか、それとも鹿島が相手はアマチュアだということでいつもほどの気合いで戦えなかったのでしょうか?
「まず、彼らの戦いというのを讃えたいと思います。彼らにとっては天皇杯という大会がアマチュアの世界ではトップを目指せる、あるいはそこを目指して年間を戦っているわけです。この試合における準備というのものも彼らの頑張りを見れば、意気込みや気持ちも伝わってきたと思います。同時に、我々が見下したという見方があるかと思いますが、そうではなくてずっとこの試合に向けての準備を話してきましたし、簡単な試合ではない、簡単な戦いではない、簡単な大会ではない、と言いました。それぞれのチームがかける気持ちというのがあって、それに対する敬意は払わなくてはいけません。それはなにかというと、我々がJリーグのチームとやるときのように同じような気持ちでやることが大事だということを話しました。しかし、残念ながらピッチに立った11人のなかで数名はそれだけの気持ちをしっかり持っていなかった部分がありました。90分、あるいはそれ以上の時間で集中、注意力、アグレッシブさ、我々がいつも持っている約束を実行に移そうというなかで、数名はそういう部分を持っていなかったのが残念な部分として残りました」
前の記事にも書きましたが、相手は失うものが無い。
そして鹿島には負けられないプレッシャーがある。
そのなかでやるのは非常に難しいですからね。
そんな感じのことを監督も感じていたと思うので、それほど悲観しているわけではなさそうですね。
結果は勝ちました。
内容は別にして、結局今年は他の試合でも大番狂わせは起きませんでしたし。
とにかく勝ってよかったですが、
これで反省するところは反省して、
またリズミカルなサッカーを展開して欲しいです。
次は今週末にリーグ・新潟戦。
3週連続でホームでできるというのは大きい。
ホームで連勝といきましょう!!
ひとつひとつ勝って首位でい続けたい!!
頑張れ、アントラーズ!!