クリムト展に行ってきました。(^_^)/
待たずに入れました。
美術展について書くブログの二言目が
「待たずに入れました」って、どうかと思うけど
入場するのに行列する美術展もあるからね~。
ルノワールやミュシャと違って
クリムトは万人受けする絵ではないのかもしれません。
私、過去に「クリムトが好き」と言ったら
知人に「え~、こわいじゃん!」と言われたことあります。(^_^;)
確かに『ユディトⅠ』は手に生首持ってます。
(上の画像には写ってないけど、絵の下の方はそうなっております)
これは自分の住んでいる街が占領されそうになった時
ユディトという女性が敵の大将の寝首をかいて
街を救ったというお話がモチーフになった絵なのね。
他の画家がユディトを描く時
正義の味方だとか、高潔な女性という風に描くことが
多いそうですが
クリムトのユディトのこの表情。
「こういう面もあるよ」と言われているようです。
↑この画像は『女の三世代』というタイトルの絵です。
(絵がわかりづらい画像でごめんなさい。
撮っても大丈夫なものがこういうのしかなくて。
ネットで検索すると、きれいな画像が出てくると思うので
興味を持った方は確認してみてね)
あくまでも私の感じ方なんだけど……
以前『女の三世代』を何かの媒体で見た時
まるで女の人の身体の上に描いたような絵だと感じたのね。
実際はキャンバスに描かれています。
でも四角でも丸でもなく、いびつな形の中に絵が描かれて
いるのは何でだろう?
ひどく生々しい絵だという印象を受けるのでした。
ところで、ミュージアムショップは魅惑の場所で
お金があったら、いくらでも散財したいところですが(笑)
私は図録だけを抱きしめてレジに向かいました。
図録は重いんだけど、前に若冲展で図録を買わずに帰って
後悔して、あとで通販したことがあるので。
私、美術館で説明書きはあんまり真面目に読まない方です。
現場ではリアルな絵を観ることに集中してます。
なので、説明書きは家でゆっくり図録で確認ということで。
(白状しましょう。図録でも説明書きは気になったところを
流し読みするだけです。笑)
果たして誰の役に立つのか疑問な
万土花のクリムト展の感想でした。(;^ω^)
ちなみに私が今回のクリムト展を知ったのは
春のうららかなある日、ふとクリムトのことが頭に浮かんで
ネットで検索したら
「今月、企画展やるの? 知らなかった。 行く!」
ということがあったからでした。
私は絶対行きたい美術展は可能な限り、前売り券を買います。
そうすれば、チケット売り場で並ばなくて済むし
チケットを無駄にしたくなくて行くからです。
でも今回はチケット売り場混んでなかったから
当日券で大丈夫そうですよ。
クリムト展は東京では7/10までやってます。(^-^)

