昨夜思い出したこと
地球におりてくるとき、わたしたちは
流れ星のように
それぞれ
街や海辺や山の中腹の家に住む
ひとりひとりの女性をめがけて
生まれてきたのでした
わたしたちを送り出した根源と
かわした約束はひとつだけ
それは、寿命がつきるまで生きること
こどもの頃は
保育園や幼稚園でともだちとケンカしたり
おかあさんにおこられたり
イヤなことがあっても
また次の日、目がさめれば
同じように保育園や幼稚園に行けた
シンプルに生きていた
おとなになると
保育園や幼稚園が会社や家の中の仕事に
変わるだけなんだけれど
だれだれさんと比べて
自分はお金が少ないとか
いっしょにいてくれる人がいないとか
未来が不安だとか
何も肩書きがなくて
何者でもない
すばらしくない自分
こんなつまらない自分なんかいらないと
投げやりになってしまったりなんかする
でも、わたしは昨夜思い出したのだった
ただ生きてるだけでよかったんだと
世の中のスピードについていけなくても
人と同じ風にできなくても
頭にきたり、かなしかったりしても
ごはんを食べて、トイレに行って
そうじをしたり、できることをしていれば
生きてさえいれば
それだけでお空の上の母なる根源との
約束は守られているのだと
だからもうダメな自分だと責めなくていい
本当は生きてるだけで、すばらしいのだから
God bless you.
Merry Christmas.
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