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感受性が強いはずの思春期に

無気力・無感動で学校の先生に驚かれたポンコツ母です。

 

今回は、

 

「自分で考える」行為をやめてしまうと怖いです!

 

というお話です。

(↓ノンフィクションです)

 

中2のときだったと思います。

国語の時間…現代国語だったか古典だったか忘れましたが、

あるとき、先生から

 

「(教科書を読んで)自分の感動した箇所に線を引きましょう」

 

って指示があったんです。

 

周りの子たちは、黙読しながら線を引いている様子。

 

なのに、

 

私は1か所も線引けてないんですよ…

 

ただ黙読してる(文字を目で追ってる)だけ。

 

で、見回りに来た先生、驚いちゃって。

 

 

「えっ!本当に?ほんとうに1つも(感動したところ)ないの!?」

 

 

って言われちゃいました。

 

 

私、結構冷めている性格だとは思うんですけど、

喜怒哀楽はそれなりにあります。

 

今まで本を読んでこなかったのが原因の一つでしょうが、

それだけじゃないと思うんです。

 

昔から「ダメ」と否定されてきて、

自分で考えることやめちゃったんです。

 

否定されるのが嫌だから、

 

何を言われても動じないために

心を「無」にしようとしてきた結果、

「無感動」になっちゃったんだと思います。

 

うちの親は二人ともこだわりが強くて、

(しかもそれぞれこだわる部分が違う)

私がやりたいこと、こうしたいと伝えると、

結構な確率で「ダメダメ」言ってきました。

 

あれ、子供にやると「ダメ」になりますね…

 

子供が。

 

 

親は「ダメ」って一言発しただけなのですが、

言われた方って意外とショックなんですよね(私だけ?)

で、頻繁に「ダメ」って言われちゃうと、

 

「またどうせダメって言われちゃうんだから、

親の言う通りにしておこう」

 

ってなっちゃうんです。

 

親の言う通りにしていれば、

少なくとも「ダメ」とは言われないし、

たとえ失敗だとしても自分のせいじゃないし。

そうやって自分で考えない【クセ】ができちゃったんです。

 

自分で考えないクセは勉強面にも及びました。

 

 

記述問題や意見発表などができないんですよ。

 

記述問題の場合、

 

「どうせ間違っているんだから考えてもムダ。答え見よ~♪」

(↑ワークだったら、答え写して終わり。

定期テストの前は、ワークの答えを丸暗記!)

 

 

自由記述や意見発表は、

 

「特にありません」

 

ふざけてますよね。浮いてました、たぶん(トホホあせる

 

 

だから、

 

「自分の子供には絶対にこんなふうにさせない!!」

 

って誓いましたよ。

 

私がこんな感じだったのは、すべて親のせいとは言いません。

私のものぐさな性格が拍車をかけたのだと思います。

 

ちなみに、私がきちんと考えたり意見を言えるようになったのは、

社会人になってからですね。

だって、仕事にならないですもん(笑)

他の人たちに迷惑かけられないし、大きな損失になってはいけないし、

お給料いただいているので、必死に頑張りました!

 

私の子供三毛猫は、

自分の意見をしっかり持っています。

 

「親だから、大人だからといって、

言っていることがすべて正しいとは限らない。

 

変なこと、間違っていることもあるだろうから、

自分で考えてほしいし、

 

もし、ママの言っていることがおかしいと思ったら

(違うよと)ちゃんと言ってほしい」

 

と伝えました。

小学生には酷ですねガーン子供よ、ゴメンこんな母で汗

 

 

それでも、私の「考え方がおかしい」と思ったら、

子供は遠慮なく「それは違うと思う」って言ってくれます。

 

また、どんなに些細なこと(今日着ていく洋服とか)でも

自分で考えて決めています。

もちろん、大事なことについては、

子供に丸投げせず話し合っています。(←当たり前ですが)

 

そんな積み重ねがあってか、

自分から「中学受験したい」と言い出し、

「なぜ受験したいのか」

「将来どんな人になりたいか」

をプレゼンとまではいかないけれど、

きちんと話してくれたんだと思います。

(他にも、「どこからが不倫か」とかについても意見出し合っています。

変な親子ですかね…)

 

受験勉強とは直接関係ないことかもしれませんが、

「自分で考えること」って大切だとつくづく感じます。

 

AIの台頭によって、

ますます「考える力」が重視されてきていますし、

入試でも思考力や表現力、判断力を問う問題が増えてきていますよね。

 

子供が思春期(反抗期?)に入ったら、

今のようには話せないかもしれませんが、

「自分で考える力」や「人に伝える力」はこれからも伸ばしていってほしいなと思います。もちろん、人の意見にきちんと耳を傾けたり、共感することも忘れずに虹

 

今日もお読みいただきありがとうございました!