創作ファンタジー ミステリー小説「聖なる者」第1章 王女ルナの恋 第3話 | 銀河の渚 Dreamscape

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地上に舞い降りた天使 
かすかに聞こえる羽音
羽が風に舞うその瞬間
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プロローグ

 

(写真:IU  ジョンジュンの妹ルナ イメージ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日、潜伏中のジョンジュンのもとに、

一通の手紙が秘かに届けられた。

 

母からの手紙で、

ジョンジュンの身を

案ずるものだった。

 

そしてその手紙で初めてジョンジュンは、

妹ルナが兄の危機を聞きつけ、

自分を助けるために

中国へ渡ったことを

知ったのだった。

 

ジョンジュンは中国になど、

一度も行ったことがなかった。

ジョンジュンは驚き、

自分を護っている秘密組織の

捜査官ジョナサンに

そのことをすぐに知らせた。

 

そしてすぐに妹ルナを救出に

中国へ向かいたいと言ったのだが・・・

 

「駄目です。

中国はあなたの叔父の

後ろ盾となっている国です。

これはあなたをおびき出し、

亡き者にするための罠です」

 

ジョナサンはすぐさま、

ジョンジュンを護る秘密組織の

ボスと呼ばれる男に

連絡を取った。

 

「その情報は、我々もつかんでいる。

ジョンジュンの妹が、今、どこにいるのかも、

だいたい把握している。

以前から別件で情報分析をしていた

ソヨンがすでに動いているので

彼女にまかせよう」

 

ボスと呼ばれた男はそう、

ジョナサンに答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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