「ベニスに死す」の監督が愛した、20世紀のドリアン・グレイ  ヘルムート・バーガー | 銀河の渚 Dreamscape

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地上に舞い降りた天使 
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羽が風に舞うその瞬間
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アナザーカントリー」のジャドさまこと、
コリン・ファースのことを調べていたら
なんと 2009年に

「ドリアングレイの肖像」が
リメークされていて、

コリン・ファースが
出演していたことを知ったのでした。

 

 

 

 

 

 

ベン・バーンズ 1

 

 

 



さっそくYouTubeで
新しい「ドリアングレイの肖像」の予告を
見てみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


『ウ~ン、コリンちゃん、

えらく年をくっちゃってる』

と、実はかなり残念な気持ちに

なってしまったのでした。

 

 

しかし素敵なあの声は健在で、

少し気を取り直したのでした。

 

 

(できればドリアンのように
年をとってほしくなかったんですけど、
それは無理というものですからねェ~)

 


さて、そんなことはどうでもいいとして
そうです、美しき野獣

「ドリアン・グレイ」さまのことを
話していたのです。

 

 

 

 

ヘルムート・バーガー 1

 

 

 


2009年版の方は

予告しか見ていないので
何も言えないのですが
スチールを見た感じでは
バーガーさまの方が
美しくて、いかにも
ドリアン・グレイらしいような
気がしたのですが・・・


参考までに
ヘルムート・バーガーは
オーストリアのザルツブルグの
ホテル王の息子として生まれ
後にイタリアの巨匠ルキノ・ビスコンティに
見出され、「ルードビッヒ」
「地獄に堕ちた勇者ども」に主演し
ビスコンティがアラン・ドロンに去られたのち
愛した俳優です。

 


モナコのグレース王妃と一緒に
食事をしている写真なんかが

出回っていましたが
上流階級の生まれなので
やはりアラン・ドロンとはちょっと違う
貴公子ぜんとしたところのある
俳優さんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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(P.S. 2020年9月16日)

この記事は2012年7月22日に

書いた記事に加筆して

投稿したものです。

 

「光の天使」宇宙編では、

悪役キャラとして帝国軍の総統が

出てくるのですが、

なかなかイメージが浮かぶ俳優さんが

いなくて、諦めかけていました。

 

狂気を帯びた総統になるまでの物語が、

やはりあるわけで、

その物語がある程度

自分の中で見えてきたので、

やっとキャラクターに名前を

与えることが出来るようになりました。

 

総統と呼ばれるようになる前は、

ユリウスという名前で呼ばれていた、

マルデク王朝の血を引く、

聡明で美しい若者だったのですが、

美しすぎた妹への愛が

狂気の総統を生み出すきっかけとなる、

悲劇の青年になります。

 

聖書のルシファーのような人物で、

人生の前半は光をまとい

皆に愛される希望の王子なのですが、

後半は闇に沈む王へと変わります。

 

イメージ・キャラクターは、

「ドリアン・グレイの肖像」「ルードビッヒ」

「地獄へ堕ちた勇者ども」の

ヘルムート・バーガーということになります。