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大阪在住
中2・小5のHSC男子を育てる
HSPママ nanairo* です

繊細で疲れやすく
生きづらさを抱えてきた私が
子育てにつまずき
学んできたココロのこと
日々感じたことなどを
綴っていきます

 

 

先日、立教大学の濁川孝志先生と

かっこちゃんこと

山元加津子さん主催の

『1/4の奇跡』無料上映会&

『かっこちゃんのお話し会』

オンラインで参加させてもらいました。

 

 

かっこちゃんは、石川県で

特別支援学校の先生をされていた方で、

『きいちゃん』や『リト』など

たくさんのすばらしい本を

書かれています。

 

 

かっこちゃんの本を読んでいると

自然と涙が流れてきます。

 

 

 

今日は、映画『1/4の奇跡』について

お話をさせてもらいますね。

 

 

『1/4の奇跡』は、かっこちゃんと

病気や障がいを持った生徒さんたち

との交流を通して、

いのちの神秘を紐解いていく

ドキュメンタリー映画です。

 

 

この映画には、かっこちゃんが

病弱特別支援学校で出会った

雪絵ちゃんが出てきます。

 

 

雪絵ちゃんは

多発性硬化症(MS)という

難病を抱えていました。

 

 

ある日、かっこちゃんは

入院中の雪絵ちゃんに、

科学番組で見た

「マラリアと鎌状赤血球症」

についての話をされます。

 

 

 

 

昔、アフリカのある村で

マラリアが大流行したそうです。

でもどんなに伝染病が蔓延しても

必ず生き残るグループがありました。

 

 

多くの研究者が

そのメカニズムを調べようと

調査を行ったそうです。

 

 

すると・・・

次のようなことが

分かったのだそうです。

 

 

マラリアが発生する地域では、

伝染病に強い突然変異遺伝子

(鎌状赤血球の遺伝子)

を持つ人がいるということ。

 

 

そして伝染病に強い遺伝子を

持つ人が生まれるとき、

高い確率で、そのきょうだいに

重い障がいを持つ人が現れる

ということ。

その確率は、1/4なんだそうです。

 

 

この例からは、

「病気や障がいを引き受ける人」

がいなかったら、人間が絶滅して

しまっていたかもしれない

ということがわかります。

 

 

 

 

この話を聞いた雪絵ちゃんは、

「みんなが違っていて
みんなが大事だということ、

みんながすばらしい役割を持っていることを

世界中の人が知っている世の中にして」

とかっこちゃんにお願いし、亡くなります。

 

 

かっこちゃんは

その約束を果たすために本を書かれ、

映画になったんだそうです。

 

 

映画の中には、

生命学者であり遺伝子学者である

村上和雄先生も出ておられます。

 

 

村上先生は、

「生きていることはただごとではなくて、

まさに奇跡的存在」

とおっしゃっていました。

 

 

 

 

私はこの映画を観るのは

2回目でした。

 

 

かっこちゃんは、

ほんとうに心がきれいで

天使みたいな方だなと感じます。

 

 

すべてのことやものは

必要があって存在していること。

 

 

みんなが違っていていい。

 

 

そして、ひとりひとりが大切で

かけがえのない命であり、

それを生かす大きな力の存在が

あるということ。

 

 

みんなそのまんまで、

すばらしい存在なんだという

メッセージが伝わってきました。

 

 

ぜひ多くの方に

観ていただきたいです。